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佳那「涼平………手……はなして」
雅弘に見られているとも知らずに、佳那は熱い顔を下に向けた。
涼平は雅弘が自分達を見ていることを気づいていた。全力で佳那を奪う。優しさだけでは手に入らない。佳那のことを分かっているのは自分だ。
涼平「佳那、真っ赤だよ?可愛い」
佳那「可愛くない」
涼平「ふふっ、可愛いよ…少しは俺のこと意識してくれてる?」
涼平は繋いでいる手に力を入れる。ぐっと顔を近づければ、佳那は目を逸らした。
佳那「…うん。涼平、カッコイイから……目に悪い」
涼平「そっか…もっと俺を見て」
コツンの佳那の額と涼平の額が合わさる。涼平の息がかかる距離、あと数センチで唇が触れる。
佳那は涼平の胸を押した。火照った顔を冷ますように、顔を横に振った。
佳那「ちょっと、近かった……」
涼平「ごめんごめん」
ここまで佳那に近づいても何も言わない雅弘。本当に佳那に好意を持っているのだろうか。弄ぶのなら、佳那を解放してほしい。
涼平は佳那の頬を撫で、「好きだよ」と佳那の耳元で囁いた。
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