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宅飲み4
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佳那がコーヒーを淹れている間に、雅弘は杉原に声をかける。頼む、帰ってくれ…
雅弘「そろそろ、帰らないと終電間に合わないぞ…」
杉原「えぇ、泊まらせて…」
雅弘「っちょ…」
杉原は机に突っ伏した。起きる様子もなく、このまま無理矢理帰らせたら、道端で倒れそうだ。
雅弘はため息をつき、杉原の腕を首にかけて、杉原を立たせた。
雅弘「数メートルくらいは歩いて…」
杉原「なになに、泊まっていいの?」
雅弘「俺の部屋でいい?」
杉原「ありがとーーー」
重かったはずの肩が軽くなる。もしかして、嘘寝だったのか?
確信犯め…
杉原を部屋へと連れて行くと、ドサっとベッドに下ろした。
雅弘のベッドですかーっと眠ろうとしている男に、ゆったりとした服を顔面に落とした。
雅弘「寝る前に、これに着替えてください」
杉原「りょーかいっ!雅弘に彼女っているのー?」
またその話し…
しつこいため、雅弘はこう答えた。
雅弘「付き合ってないけど、大切にしたい人がいる」
杉原「えーーなになに?告白してないの?」
雅弘「告白と言えるのか分からないが…想いも伝えたし、本人も同じ気持ちだ」
杉原「へぇ〜…相思相愛なのに付き合わないんだ…」
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