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雅弘side
小さな手によって大きな欲棒が扱かれる。時折、黒い瞳と茶色い瞳が混ざり合い、それだけで果ててしまいそうだ。
佳那「きもちぃ……ですか?」
雅弘「気持ちいい、ありがとう」
雅弘は不安そうに様子をうかがう佳那の頭を優しくなでると、そのまま柔らかな頬へと滑らせた。
佳那「ん………」
その大きな手を佳那は愛おしそうに擦り寄り、ちゅっと軽いキスをする。
紅い魅力的な唇に触れるとなぞり、佳那はその指を美味しそうに舐める。
佳那「ん……チュパチュパ……」
唾液、紅潮した頬、涙目。自分だけに魅せるこの姿を誰にも見せたくない。
俺だけのモノにしたい。
そう言いたい。
佳那「雅弘さん………すきです」
佳那のその一言は大きかった。欲しい言葉が、雅弘を高みへと誘う。
雅弘「くっ─────…」
欲を吐き出した時、雅弘の熱は冷めていき理性を取り戻した。
未成年。それも1番手を出してはいけない、そう決めていた相手に理性が簡単にも崩れ触れてしまった。
佳那「雅弘さん好きです」
雅弘「俺も……」
好きだ。とその先が言えない。これから先の事を考えると怖くて、唇が震えた。
佳那「えへへ…お姉ちゃんには、なんて報告しようかな…」
幸せそうに笑う佳那。そんな彼とは違い雅弘は罪悪感で顔を歪ませた。
俺は君のお姉さんを……
殺したんだよ。
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