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「んっ……。」
「智紘!!?智紘が……!!先生を呼んで来るわ」
母さん?何をそんなに焦ってるんだ?
それに、ここは………。
その後は、先生が来て僕の健診を始めた。
特になにもなかったみたいで、すぐに退院することができた。
「母さん、何を泣いているの?」
「智紘。よかった…本当によかった。
あなたまで、いなくなったら私。」
「ごめんなさい。僕が母さんを泣かせているの?」
「違うわ、違うのよ。あなたは、なんにも悪くないわ。
私があなたを巻き込んでしまったの。」
「母さん、泣かないで。」
母さんは、その後も泣き続けていた。
僕は、1週間も寝続けていたらしい。
でも僕がどうして寝ていたのか誰も教えてくれなかった。
ただ、回復した僕が学校に通い始める頃には
大好きな場所は、変わっていた。
僕だけが知らない。
あの大好きな場所がなくなった理由を
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