アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
1
-
ーあぁ、そろそろ飽きてきたな ー
今までそう思った事が何回あるだろうか、数えきれない。
いつもの様にセフレとの情事を終えて空き教室を出ると、厄介な場面に出くわしてしまった。
『お前、重すぎ…別れよ。』
そう言い放った男は自分の服の袖を小さく掴む手を外して消える。
俺も重い奴嫌い、と同調して別れを告げられた奴の顔を見ると無表情で涙を流していた。
何故かそれを見て、足が固まってしまったかのように動けなくなる。
やがてその男がその場を離れてから、俺は足早に寮へ帰った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
2 / 127