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次の日の朝。
透真は俺の部屋をノックして開けた。
透真『寝れたか。』
禄『ん。』
透真『嘘つくな、隈凄いぞ。』
傍にあった鏡で自分の顔を見せられる。
禄『やば。』
さすがに自分でもやばいと思った。
これは、ゾンビみたい…。
透真『体調崩しやすいくせに…学校どうする。』
軽く説教されているみたいでシュンとする。
禄『行かなきゃ、だけど…なぁ透真。』
透真『どうした?』
禄『…1回でいいからハグしろ。』
命令口調の俺にふっと笑い、抱き締めてくれた。
透真『相当弱ってんな、行かなくてもいいんだぞ?』
禄『お前行くんだろ?なら俺も行く。』
透真『無理はするなよ。』
さんきゅ、と体を離して顔を洗いに行った。
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