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3人は俺に気づくと各々違う表情をしていた。
爽『慎也、探したんだよ。』
慎也『爽じゃん、どうした?』
爽『前のノート見せてもらおうと思って…っと、横の君はさっきの。』
少し意地悪してやろうと、自然に気付いた振りをした。
最近あんたのせいでおかしいんだよ。
禄『さっ、さっき?!』
見るからに動揺してるのが分かる。
爽『うん、空き教室で遊んでた時。覗きは良くないよ?』
笑顔で脅すと稔屋 禄の顔は真っ赤になった。
禄『ごめん…別に覗きとかじゃなくて…』
顔を逸らして逃げようとするため、ずいと近寄って肩に手を添えた。
爽『バッチリ目が合ったよね?どうしてそんなに全部赤いの?』
禄『んッ、やめ…』
首筋を下から撫でて耳を触るとビクついた。
感度良好…まぁあんなに彼氏もいたら経験も多いよな。
そう思うとなぜかモヤっとした。
更にちょっかいを出そうと顔を見ると、何故か目に涙を溜めて我慢していて。
すごく驚き固まっていると、羽賀 透真が俺の手を掴んで離させた。
透真『俺の親友を虐めないでくれるか?』
ギロっと睨まれる。
それが癪でサラッと躱わした。
爽『ごめんごめん、反応が面白くてつい。
じゃあ俺は戻るね。』
何あいつ、イライラする…
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