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禄『んッ、ぁ…ぁ!』
前を緩く扱かれながら後ろを解される刺激に頭が真っ白くなる。
爽『キッツいね、ヤッてないの?最近。』
そう聞いた瞬間顔を背けられた。
禄『…と、……ない。』
小さく呟かれ、聞き取れなくて。
爽『何?』
禄『ヤッた事ない…。』
爽『…は?』
思わず驚いて聞き返すと顔を真っ赤にして言ってきた。
禄『だからヤった事ないって!!!!!』
何回も言わせるな、と羞恥に満ちた顔で怒る稔屋にドキッとした。
爽『今まで付き合ってきたヤツらとは?』
禄『ハグとか、一緒に寝たり…キスとかだけ。』
こいつ、散々重いだの何だと言われてはいたけどセックスに関しては全くなかったのか。
じゃあ何なんだ。
四六時中何してるか監視されるとか?
さすがにそれはないか…
というか重かったら別れる間際に自分の何がどうダメだったのか、直すから別れないで欲しいと迫るのではないだろうか?
よく分からない。
考え事をして手を止めていると、稔屋がモゾモゾとした。
禄『あの…この後どうするの?』
爽『何が?』
禄『いや…俺初めてで下手くそだから、きっと杠が嫌になると思うよ…?』
無理に組み敷いてきた相手のことを気遣うのか。
爽『…健気だね、俺は無理やり組み敷いたの。
わかる?そんな奴のことを気遣うのはおかしいよ。』
禄『でも俺…嫌じゃない、し。』
潤んだ瞳でそんなことを言うもんだから思わずキスをしてしまった。
禄『ンん、ふ…ぁ…』
キスの際に漏らす声もエロい。
爽『俺さ、今日あんたのせいでセフレに勃たなくて溜まってんだよね…処女喪失してもらうから。』
禄『っそれ、さっきから何で俺のせい??』
不思議そうな稔屋に、言葉が詰まる。
爽『そ、れは…』
頭からお前が離れませんって?
言えるわけねーだろ…
禄『…俺の事が、嫌いだから?』
爽『は?』
また、想像を打破する返答に聞き返してしまった。
禄『さっき、その…えっちなことしてる時に俺が見ちゃって…俺のせいでみたいな?』
…なんだよそれ。
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