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爽side
あれからテレビを見ていると、慎也から電話がかかってきた。
どうしたのだろうかと思って電話に出ると、慎也の声ではなくて…
爽「どうしたの?」
?「あ?いいから来いや、じっくり話を聞かせてもらうぞ。」
どこかで聞いたことある様な…というか脅迫?
爽「誰、それに何処に来て欲しいの。」
すると電話越しで舌打ちする音が聞こえる。
は?怖いんだけど。
「いいから2階の突き当たりの部屋に来い。」
ップーップーッ…
場所だけ言ってきりやがったな。
取り敢えず、服を着ようと寝室に入る。
爽『…は?何処に…ってまさか。』
先程まで寝ていたはずの禄が居ない。
そしてあんな脅迫電話が来たとすれば、自分の部屋に戻ったと考えるのが妥当だよな。
とするとあの電話の相手は、慎也が好きなアイツか。
爽『はぁ…』
タンスから出した服を着てから部屋を出た。
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