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それからはみのの部屋に入り、ベッドに座って寝顔を眺める。
…可愛い。
堪らなくなり頭を撫でると頬を緩めて擦り寄ってきた。
何こいつ、天使かよ。
なんて頭の中で考える自分を嘲笑う。
恋を受け入れてしまえば、こんなにも素直になるんだな。
少し前の自分じゃ考えられない。
禄『ん…』
あ、起きそう。
そう身構えたら直ぐに目を開けた。
禄『っ、なんでここに!!!!!!!』
一気に体を強ばらせ、壁に背をつけるみの。
警戒心を持たれるようなことをした俺が悪いけど、ズキンと胸が傷んだ。
爽 『話をしに来たんだ、みの。』
どうすれば普通に接してくれるのかなと困ったように笑えば、少し慌て出す。
禄『ぅ、…そんな顔しないで、ごめん。』
シュンとした禄は少し肩の力を抜いてくれた。
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