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爽がご飯を作り終わり、挨拶をしてから食べ始める。
爽『2口でもいいから…無理はするなよ?』
禄『ん、ありがとう。』
禄の隣を確保し、頭を撫でて自分も食べ始めた。
そんな爽を見て慎也と透真が小さく笑う。
爽『…なんだよ。』
透真『いや、お前本当に想像と違って…』
慎也『分かってたけど世話焼きだなぁ。』
爽『うるさいな、別に普通でしょ。』
慎也『ふつう、ねぇ。』
爽『ニヤつくなよ。』
禄『…。』
考えるような素振りを見せた禄に爽が気づいて。
爽『どうした?』
禄『慎也も意外だった、まだ透真と何もしてないの?』
疑問を口にしただけだが、思ったよりド直球に聞いてしまった。
その問いかけに固まる慎也。
透真『見ての通り、慎也は筋金入りの照れ屋でな。キスを一回した。』
同室者としては慎也はもう少し激しいと思っていたから素っ頓狂な声を出してしまった。
爽『は?!』
慎也『っ、何驚いてんの!!馬鹿!』
爽『おい、恥ずかしいからって八つ当たりすんなよ。』
慎也『ふんっ。』
透真『ほら喧嘩すんな、食うぞ。』
慎也『へ?!』
何を勘違いしたのか、顔を真っ赤に染める慎也に誤解を解く。
透真『いや、飯をだから。』
慎也『っ、…たべる…』
何だかんだでご飯を食べ終わり、ご馳走様と挨拶をした。
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