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透真『そこ座れ。』
禄『透真…』
促されるままベッドに座らされる。
透真『それで、何を我慢したんだ?』
禄『…寂しいのが俺だけなら、別にゆずを拘束してまで居たい訳じゃないから…我慢はしてない。』
鬱陶しいと思われたくない。
透真『みのは取り敢えず、俯く癖を無くして杠の表情を見てた方がいいぞ。』
ゆずの顔?
禄『どうして?』
透真『あいつ見た感じ極度の天邪鬼な時があるらしいから。さっき寂しいから一緒に居たいっていう話をしていた時に嬉しそうな顔をしていたし、みのが別に大丈夫って言った時は傷付いた顔をしていた。』
それが本当なら傷付けたことを直ぐに謝りたい。
禄『おれ、傷付けた…?』
透真『でもそれを癒せるのも、みのだけだ。』
禄『っ』
そう言われ、居てもたってもいられずに部屋を飛び出した。
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