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泣きやみ、少々疲れている慎也の頭を撫でる。
透真『俺も好きな人とはした事がなかったから慎也が初めてだぞ…愛してる。』
額に軽くキスを落とすと泣き止んだはずの瞳に、涙を浮かべる。
そんな慎也にまた泣くのか?とクスクス笑うと、グッと腕を引っ張られ唇に触れるだけのキスをしてきた。
予想外で目を見開くと照れながらも拗ねたように目を逸らされた。
慎也『俺も、愛してるんだからな………。』
そしてまた、涙が頬を伝った。
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次の日、あのまま寝た為腕の中には可愛い寝顔の慎也が居て。
顔にかかっている髪の毛を避けるとゆっくり目が開いた。
慎也『おはよう…』
優しく笑う慎也に愛しくて堪らなくなる。
透真『おはよう、頭痛くないか?』
昨日あれほど泣いていたのだ、頭痛は避けられないだろう。
慎也『ん、少しね…俺顔やばい?』
そう言う慎也の目は腫れぼったく、赤くなっていた。
透真『やばいな、可愛い。』
慎也『可愛くないっ、けど今日は学校行けないかな。』
透真『俺も休むよ。』
お前いないと言っても意味ないしな、と笑うと顔を赤くした。
慎也『ねぇ透真、俺…ゆっくり頑張る。』
透真『何可愛いこと言ってんだ、お前のペースでいいんだよ。』
毎日セックスするために付き合ったわけじゃないからな。
一度俯いて顔を赤くした慎也は再度顔を上げて爆弾発言をした。
慎也『ち、違くて…透真に我慢させたくないとか言ってんじゃなくて、いや我慢させたくもないけど。そうじゃなくて、溜まってたこと吐き出したら胸につっかえてたものが無くなって……えっち、したいなって…』
あんなに拒んでたのに都合良すぎるよねごめん忘れて!!とノンブレスで言いきった慎也を押し倒した。
透真『お前、殺し文句だぞそれ…』
そう言って透真は反応してしまった下半身を慎也の腹に近寄せると、慎也は目を見開いて口をパクパクさせた。
透真『何金魚の真似してんだ。』
慎也『ご、ゴリってしたんだけども…?!』
透真『可愛いこと言うから勃っただろう…勘弁してくれよ。』
この歳になって触られてもいないのに勃つなんて恥ずかし過ぎると横にバタッと倒れた。
っはぁ〜?!何この人格好良いだけじゃなくて可愛いも兼ね備えてたの?!と心の中で荒ぶる慎也を透真は知らなかった。
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