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俺たちの関係〜修二〜
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むつの言葉に修二は赤い顔が引きつって動きを止める
修二の腕ごと背後から腰のあたりで抱きしめてる華南が、ハッキリ言葉にする
華南「俺はむつが好きだしさっき言った通りだ」
むつ「『むつも修二も好きになった、他の男に触らせたくないからつ付き合いたい』?」
修二「!」
僕も?
さ、触らせたくない…?
修二「むつが、付き合うなら3人って言ったから華南は俺を口説いてるんだろ?」
華南「はぁー?」
修二「でもさっき条件って」
むつ「あー、それは、華南が、俺と修二が恋人って言うから。
でも俺、華南ともシたことあるし、
修二も華南とシたことあるし、
じゃ3人恋人なのかな?って、
昨日3人でもセックスたしたから俺は3人で恋人でいいんだけど
でもこないだ修二はシたくないって言ってたから、華南にそれ話して、修二を説得しないと恋人になれないだろ?だから説得できたら3人恋人だなって、
んー?説明できてるか?」
むつワールドちょっと筋が通ってる気がする…
むつは知らないんだ…昨日僕と華南がセックスしたの…
駄目だ。
今のむつを説得できる気がしない…
なんとなく分かった…
全ての発端は僕なのね…
でも駄目だ…
修二「ごめん、分かんない」
違う、分かろうとしてない
修二「むつと恋人っていうのも…僕には…」
分かってしまったら
また
傷つく…
付き合ったりしたら
別れが来る
3人でいたい
あの心地いい空間を失いたくない
修二の体から力が抜ける、
うつむいた瞳から光が失われて
漂うように揺れる
修二の異変にむつと華南が敏感に感じ取る。
華南「修二?」
むつ「…」
修二「…や…だ」
うつむいた修二が喉を引きつらせて絞り出すように呟いたかと思ったら修二は急にフフッと笑い出し、ヘラヘラ喋り出した
修二「もーさー、僕ちゃんのこと気にしなくていいからさぁー、二人で仲良くなりなよ」
その声に華南は腕に力を込めた
しかしむつは、修二が言葉をつむぐたびに眉間にシワをよせて、修二を睨みつける
修二「…僕ちゃんのことは気にしなくていいし…僕は無理だから…付き合うとか…、僕、むつとも華南とも離れたくないし…友達だから…」
修二が言い終わる前にむつが修二の胸ぐらを掴む!
むつ「てめーは!いつまでうだうだ過去にこだわってんだ!!」
修二「っ…」
華南「むつ!」
むつの今までに見ない剣幕に華南が止めようとしたがむつの勢いは止まらない
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