アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
俺たちの関係〜修二〜
-
むつ「華南てめーは黙ってろ!!」
華南「でも!」
むつ「でももへったくれもないんだよ!!修二!!てめーは人のせいばっかにしやがって!!男がキッチリ告白してんだから自分の気持ちをはっきり言えよ!!」
修二「…でも」
むつ「だーかーら!!でももへったくれもねーんだよ!!終わったことをうだうだ考えるな!!華南をしっかり見やがれ!!てめーは好きじゃない奴に股開いたのかって聞いてんだよ!!!」
修二「っ!」
むつ「それとも何か?お前には華南が性欲処理のためにおめーのケツ使ってたって言いたいのか?!」
修二「ち……」
むつ「修二、てめーは華南のことちゃんと見てんのか!?5年もつるんでて何見てた?!こいつは確かに、エロいし、しつこいし、ヤリチンだし、チンコデカイし、エロいけど…」
華南「むつくん…下ネタしか言ってない」
むつ「ん?」
華南「…」
むつ「あー、悪りぃ、つい本音が…」
華南「(泣)」
むつ「華南はアレだ…んー…なんてーか…まっすぐで?あれなんて言うんだっけ、んー、…ま!まっすぐだ!」
修二「…誠実ね」
むつ「あっ!それ!だからとにかく!ちゃんと話せよ!!」
むつが胸ぐらを掴んだまま無理やり修二を華南の方に向けさせる。
華南の顔がまじかにあって
修二の震える体を包む大きな腕が、修二を抱きとめてる
むつ「ちなみに、俺は修二との付き合いを撤回する気はないから、またがってきたのお前だから、友達がいいってことは俺と別れるってことだから」
修二「えっ!!」
むつ「華南とは付き合うの?振るの?」
華南が悲しそうな瞳で修二を見ている。
大柄の熊が瞳を揺らし悲しそうに肩を竦める。何故か大きなテディーベアを捨てる現場のような見ていられない感覚に胸が痛む
仲間はずれは自分だったはず…
なのにどうして今華南がその立場にいるんだ…
マキに華南とむつ2人のセックス見せられて
『どっちに傷ついてるの?』
って聞かれて答えられなかった
だって、そこに自分がいられないことに傷ついたんだ
2人を失うことに胸が痛んだ
だから混乱した
そんな風に思っちゃいけないって思ったのに
華南「修二」
この低い声が胸を熱くする
だから…
修二「……俺…怖い…だから手にしたくないんだ…好きな物とか…好きな…人とか…」
むつ「いちいち、手にしたそばから全部消えるわけねーだろうが」
華南「…修二、俺にはお前の過去は分からないけど、俺はお前が男なのも、むつを好きなのも、何かグロッキーな過去がありそうなことも、すぐ諦めようとするくせに寂しがり屋なとこも、エロいとこも全部分かってて好きなんだけど」
修二「…」
むつ「あー、なんかそれ分かる、目を離すと直ぐどっか行くし、そういう時に限って目の中で真っ黒くして寂しくなっちまうんだよな、体はこんなにでっかくなったのに、幼稚園の時となんだ変わってねーし」
華南「そんなヒーロー体質なむつが俺は好きだけどね」
むつ「はぁー!今それ関係ねぇーし!恥ずかしいこと言うんじゃねぇーよ」
華南「修二もそこに惚れたんだよな」
修二「え!…………ぅ…ん」
微かな肯定の声にむつが赤面した
むつ「っ…、今は俺のことはいいんだよ!!修二!!」
むつは修二の首根っこを乱暴に引き下げて、華南の胸に押し付ける。
修二は華南に両肩を優しく持たれて心臓が跳ね上がる、そして気が付いた、華南の心拍数が自分と同じだけ早いことに…
修二はそっと顔を上げて華南と顔を合わせた
華南が目の前にいる
胸がつまる
言葉が出ない
華南がおでこを近づけてコツンとあててきた。
華南「修二、俺が嫌い?」
修二「…違う」
華南「一緒にいたくない?」
修二「…違う」
華南「俺、お前に触るなって言われてばかりだし」
修二「…ごめん」
華南「ちゃんと好きだよ」
ードキッ
修二「……う…」
華南「…」
修二「……ん…」
修二の瞳が泣きそうに揺れながらまっすぐ華南を見た、華南はそっと頬に手を添え、揺れる瞳を見つめる。
屋上の時と一緒、目をそらさなければ受け入れたことになる
修二は胸元を染め
瞳をそらさなかった
華南が目をつぶり、唇を寄せて重ねる。
修二はピクッとして、肩に力が入ったが、唇と唇が重なるだけのキスにちょっとづつ力を緩め、最後にゆっくり目を閉じた。
それを感じ取った華南が、そっと舌を唇に這わせて侵入させ、修二がその優しい舌を受け入れた。
修二「ん」
華南がさっきみたいに優しく口内を舐め、舌を絡めて夢中になって修二を貪る。
優しいキスは次第に深く激しくなって修二を奪おうとするキスに修二は酔いながら、キスで体が敏感になっていくのを感じる。今までに経験したことのない感覚が込み上がってきて、修二はビクビクと体が震えるのを抑えられなかった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
79 / 1004