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変化する俺たち〜むつ〜
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とりあえず、3人全裸もアレなんで、置いてあった二つのバスローブを修二と俺が着た、華南はトランクス履いてさっきっからウロウロオモチャの自販機を見て回っている。
俺はさっきので腰の奥?ってか尻の中?が痺れたみたいに重たくて、ムズムズ?ジンジン?する。立てないとかそういう訳じゃないけど。
ベッドの真ん中で、部屋の中にあったクッションを背中に当てて寄っかかってる。
目の前にはなぜか修二が正座しいて、膝の上にマクラを乗せてうつむいている。
うなじが赤くなったままだ。
俺はなるべく、落ち着いて、エロテクのある大人として冷静に、冷静に話しはじめた。
むつ「はっきりさせようぜ、修二は今俺をどう思ってんの?」
修二「……恋人…」
むつ「するっと出てこないとこ見ると、何かぐちゃぐちゃ考えてるだろ?」
修二は視線を上げず、縮こまる。
むつ「何だよ、言いたいことあるなら言えよ、ここなら俺たちしかいない」
修二「…ごめん、こ、怖いんだ」
むつ「何が?」
修二「…むつに…引かれるんじゃないかと」
はぁ?何で俺が引くんだよ、引いて拒否ってんのはお前だろうが…、だいたいさっきまであんなに積極的だった癖に、何でそんなビクビクしてんだよ!
修二「…怖いんだ…」
怖い怖いって俺がかよ!?
むつ「お前馬鹿なんじゃないの!?この場合怖いのは俺だろ?お前さぁ分かる?好きだっつってんのにスルーされてさぁ、お前にビビられて避けられたりとかさぁ、流石に無いわ、お前酷すぎ、どんだけ拒否れば気が済むんだよ!」
修二「あっ…」
むつ「俺もう考えすぎて頭パンクしそうだよ」
修二「むつ…あの、ね、男同士は単純じゃなくてね」
まだ言うのか!男だとか、単純じゃないとか!そんなの後だろ!!
むつ「単純だろうよ、好きだから付き合う、好きだからセックスする、男も女も関係ない、好きだからだろ?つよしが言ってたぞ」
修二「だからね、むつ」
だからってなんだ!好きかそうじゃないかの2択をなぜ増やす必要がある!しかも、言葉を飲み込んでばかりで一向に話が進まない!
むつ「お前さぁ、ごちゃごちゃ考えるの後にしろよ、そもそも根本の話しだろ?それがあってからの、問題だろう?お前はその根本がはっきりしねぇーんだよ!」
修二「でも…」
むつ「でもじゃねぇー!めんどくせー」
修二「…」
ちょっとずつ大きくなるむつの声。
むつの言葉に修二は押し黙り、部屋をうろついてた華南が2人を眺めてため息を漏らした。
むつ「お前が頭いいのも、先回りして色々考えられるのも今まで喧嘩には役立ったけどさ、今回めんどくさくしてるだけじゃんか」
修二「…」
むつ「華南は気が長いカモしんないけど、俺は短いし、バカなの、知ってんだろ?だからさ、もう、いい加減教えろよ、いつから好きで、今はどうなのよ?」
修二「あ…の…」
むつ「こないだは言おうとしてくれたろ?あのバカ姉貴が入ってこなきゃさぁ、なぁ、頼むよ俺が姉貴のせいにして姉貴の首締める前に…」
修二「え、あっ……」
華南「…むつ」
むつ「こんだけ言ってもダメなのかよ」
華南「むつ」
むつ「だいたいお前は頭固いんだよ」
華南「むぅつ!」
むつ「うっさいな!!」
華南「…」
華南はむつに怒鳴られ、呆れて目の端を上げる。
勢いがつきだしたむつは止まらず、まくし立てた。
むつ「だいたいさぁ、そんなに頑ななのは昔の女のせいなんだろ?いったどんな女と付き合ったらそんなトラウマに…うわっ!!ギャぁッ!!」
むつが踏ん反り返って、それを支えてたクッションが急に抜かれてベットにうつ伏せにひっくり返ると、お尻に冷たくて小さい硬いものがツルンと入り込んだ。
むつ「な!何すんだ華南!!」
華南「黙んないと、スイッチ入れるよ」
むつ「は?なんだそれ!今俺と修二が話し合って…んあ!」
華南がカチッと手元のスイッチを回すと、ブブブブブと鈍い音が響いてむつの中でピンクローターが震えた。
華南「むつしか喋ってないだろ?減点2」
むつ「なんで減点2からなんだよ!」
華南「はい、3」
ーブブブブブブ!
むつ「ぁはぁあ!バカ!」
華南「4」
ーブブブブブブブ!!
むつ「やッ!んん!!」
中!さっきので痺れてるのに!そんなのおもちゃとか!ふっ、く、無理!ビリビリしたのかお腹に響いてきて!奥が!!
華南「はい、感じるのはいいけど、話は聞いててね」
修二の気持ちを聞きたくてここに来るって話した時、協力するって言ったくせに!
むつ「…だったら止めろ!」
華南「5」
ーブブブブブブブブブ!!!
むつ「あああ!!」
修二「…華南、やめて僕ちゃんが悪いんだから」
華南「お前にも突っ込もうか?」
修二「…遠慮したいです」
むつ「華南、どっちの見方なんだよ」
華南「両方。恋愛にジタバタする2人が可愛かったからほっといたけど、そろそろお互い素直になんないと、こじれるよ」
むつ「…」
華南「折角3人で付き合ってんだから、3人で有ることをうまく使わなきゃ。むつ、じれるのは分かるけど、また聞き逃すよ。修二、そろそろむつが可哀想だ」
バイブのスイッチを持ってる男の顔はいつになく真剣だった。
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