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変化する俺たち〜修二〜
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き、着替えがむつの家にあって良かった…。
でも、汚したの洗う訳にはいかないし…とりあえずビニールに入れてポケットへ、風呂の脱衣所から出ると、むつの婆ちゃんと、びしょ濡れの華南に出くわした。
修二「あれ?」
華南「雨に降られた。なんだよ修二、昨日のじゃ足りなかったのか?」
ニヤニヤした華南。脱衣所から出て来た僕ちゃんがシャワーを浴びたと勘違いしたようで、婆ちゃんがいるのにこいつはって睨んでも、華南不敵な笑みをやめなかった。
「シャワーしてゆっくりしてきなね」
華南「どうもぉー」
婆ちゃんが自室へ向かう背中に手を振りながら、華南は何故か僕ちゃんの肩を抱き寄せる。
僕ちゃんはすかさず手の甲をつねった。
華南「痛!なんだよ、一緒に入ろうぜ」
修二「やだよ、紬さんに見つかる」
華南「紬さんならいないぜ、婆ちゃんに確認した」
明らかにエロいことしか考えてない華南が、より一層いやらしい顔して笑って、濡れたワイシャツを脱ぎ捨てる。
いい感じに筋肉質の肌が湿っていて、ドキッと心臓が脈打った。
華南『くッ…修二の中すげッ…』
ヤバイ!
ガバッと両耳を塞ぐ。ぎゅうぎゅう力いっぱい塞いでも、幻聴は響きをやめない…
幻聴!ヤバイ!僕ちゃん本格的に壊れちゃったかも!華南の裸見て勃っちゃった!もうやだ!シクシク
目の前でズボンも下着も脱ぎ捨て、シャワーに入ろうとした華南が振り返り、僕ちゃんの顔を見て目を丸くして、それから吹き出すように笑った。
華南「ぶはっ!何お前…フハハ、その…クック…顔…あははは」
全裸の男に笑われて、少し冷静になった。
修二「なんだよ」
華南「クック…、修二、お前今すっげェ可愛い顔してるぜ」
腹を抱えて風呂場のドアにすがりついて笑い転げ、華南はヒィヒィ言いながら笑い続けた。
失礼な、僕ちゃんが一体どんな可笑しい顔してたって言うんだ、顔赤くしただけじゃんか、マジ失礼、仮にもあんたの立派な上半身のせいだろうが…。
修二「僕ちゃん先行くから」
プイッとそっぽを向いて一歩足を出すと、ガクンと前に進まなくなり、あっという間に風呂場の中に引き摺り込まれ、扉が閉められた。
ーガラガラ、バン
ードン
壁に押さえつけられて乱暴に重なった唇に抵抗したが、こじ開けるように舌が入ってきて無理やり舌を絡め取られた。
修二「ん¨ーーー!!!ん¨ーーー!!ん¨ん¨!!ん¨!ん¨ん、んッ、ん、ん、…んう…んはぁ、はぁ…ん…ぁん、………はぁ……ぁ……っと…」
華南「ん?」
押さえつけられてたのがいつの間にかすがるように引いて、離れた舌を追いかける。無意識に潤んだ目を細めて、腰をすり寄せ、華南の首に腕を回した。
修二「ぁ…や、……も…ッ」
華南「鼻血出そ…」
言葉を発する前に唇がまた塞がれて、華南からも甘い味が広がる。
僕ちゃんは、ほんの30分の間に、2枚目の下着を汚しました。
チャンチャン♪
って!!!!!
バカバカバカ!!僕ちゃんのケダモノ!!!淫乱!!早漏!!
僕ちゃんには男としての誠実さとか我慢とかって言葉はないのかぁ!!
何むつん家でサカってんだ!!なんで積極的なんだ!!舌絡めてんだ!!首に手を回すんだ!!おまけに誘ってんじゃん!!
ここにちゃぶ台あったらぜってぇーひっくり返してるぅ!!
むつ「おい…随分スッキリした顔してるな、華南」
むつの部屋に移動したら、もちろんご立腹のむつ様、熱のせいで威力マイナス100%の睨みをこちらに向けて、威嚇してるつもりだろうが、熱で潤んだ瞳と上気した頬、完全に煽ってます。
華南「はうッ!ここにもエロ天使!」
修二「びょーにん、むつは病人。華南、心の声はしまっといてよ」
華南「汗かいたら下がるっしょ」
修二「エロ本の読みすぎだ!」
むつ「それが分かるってことはお前も読んでるんだよなぁ?」
華南「むつ君ナイスツッコミ!」
むつ「修二ってさ、小1から俺が好きってことは、ホモなの?そういや、華南とも抵抗なくヤッたな」
ぅええ!?何その質問!?むつ君の回路が凶悪です!!抵抗はしましたよ!
むつ「そうなると、お前ってさぁ、女とセックスしたことあんの?」
ぐはっ!!直球!!
むつ「俺のこと12年好きだったんだろ?あれ?お前って…」
アウチ!答えずらい、答えずらい質問の嵐だよむつ君!!
むつ「俺と…するまで童貞だった?……ん?ってことは…、俺がお前の前も後ろも初めてをもらったってこと?……。」
助けて!誰か助けて!むつが間違った知識に何か悩んでるよ!!この場合どうなの?このままにしとくのが正解なの!?
むつ「なんか…」
華南!華南!助けて!!
修二の心の声の聞こえないむつは、熱っぽい頬をさらに赤くして、ふにゃっと照れ笑いした。
むつ「…恥ずいな…ってか、嬉しいもんなんだな」
………。
華南「む、むつ!熱上がったんじゃん?ちょっと測ってみろよ!!」
むつ「え?…うん…そうだな、ハハ」
華南は話を遮るようにむつの世話を焼き出し、そしたらすぐに紬が帰宅してむつの部屋に見舞いと称して乱入して来て、むつを激怒させた。
騒がしい時間とともに雨が強まり、僕らは夕飯をご馳走になって、夜になる頃にはむつの熱も下がって、賑やかなむつ邸はお開きになった。
華南、ありがとう
むつ、ごめんね…
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