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狭い世界の外側と俺たち〜華南〜
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会う約束があったわけじゃない…
ただ、明日からしばらく離れるのかと思うと、百目鬼の件もあったし、顔でも見ようかと電話してみた。
バイトが終わってる時間なのに電話に出ない。
もしかしてと思ってむつに電話したら、そっちも出なかった。
あ〜、2人で会ってイチャイチャしてんのかな?まぁ、イチャイチャでもすれば、治っちまうんじゃないのかな?超混ざりたいけど、むつと修二には今色々必要だろう…。
実際問題、俺がむつの立場だったら相当キツイ。俺の腕の中で震えながら過去を告白してきた修二。俺は修二から聞けただけマシだ。むつは強姦魔から直接聞かされるなんて、相当キたろう…。
と…。
俺が2人の事を真剣に心配したのに…
マキ『もしも〜し♪ダーリン♪?』
修二『あんっ!ああ!むつ!もうムリ!もう…ひっ!』
むつ『イイよイって!はぁ…ここでしょ?』
修二『ああ!!もう出ない…あっああ!!』
突然掛かってきた修二の携帯からの着信は、マキが電話してきていて、その声の後ろで、むつが修二と激しくまぐわってる喘ぎ声が響いていた。
マキ『むつ君治ったよ♪』
治った?それは良かった!
って!何故マキが一緒!?そんでもって修二君!!もう出ないって何回イかされたの?!
マキ『万が一また勃たなくなったら、修二もダーリンも欲求不満になっちゃうじゃない?だから色々テクニック教えておいてあげたから♪』
修二『やぁああ…そこダメぇ!』
むつ『修二可愛い、これ気に入った?じゃあもっとしてやるな』
修二『あああん!!』
ヤバイ…修二君メロメロです。
マキ『もう、修二声大きい、今俺、華南と電話中』
修二『あぅ…たすけてぇ!かなぁん!』
むつ『あー、だめだめ、まだオモチャ半分しか試してない』
オモチャ!?
マキ『もしもしダーリン♪?2人を迎えに来てくれない?僕、泉に見つかって怒られちゃったんだぁ』
へらへら楽しそうなマキ声と、もうヘロヘロのメロメロの修二の声と、完治に喜んではしゃぐ可愛いむつの声に…俺はすぐさまマキマンションに飛んでった。
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むつ「なぁなぁ華南!コレすっごいんだぜ!シリコン製のチンコかさましカバー!コレ装着すると俺のでっかくなって華南みたいに奥に届くんだぜ!!」
キラキラした瞳が眩しい!!
ただ喜んでる内容が卑猥なオモチャっていうのがまた…ダメでしょっ。って言うか、エロい可愛い!!
マンションに到着した俺を待ちかまえていたのは、大量のオモチャにはしゃぐ全裸のむつと、ベッドでぐったりしている全裸で濡れトロ修二。
俺は2人をシャワーに突っ込んで洗い、服を着せてやってると、大きな紙袋を持ったへらへら笑うマキが現れた。
華南「マキ!貴様何しとんじゃ!!」
マキ「やだなぁ、お仕事だよお仕事。むつの完治に協力してあげたんじゃん!あと、お土産上げるから許して♪惚れ薬持ってく?」
見覚えのある赤い小瓶にギョッとして、マキを叱り飛ばす。
華南「馬鹿野郎!またこんな危ないもん!捨てろよ!」
マキ「やだぁ、もったいない。コレ手に入れんの大変なんだよぉー」
華南「好きでもないやつと無理矢理して何が楽しい?」
マキ「えー、楽しいし気持ちいよ♪愛し合えるし♪」
華南「そんなの幻だ、偽物じゃんか」
マキ「…ふふ、華南て意外に頭硬いんだね♪」
泉「それがまともな人間の考えですよ」
突如背後から現れたのは、以前このマンションに送ってくれた。凛として品を感じさせる立ち姿の眼鏡男子〝水森泉〟。
泉「マキ、次の仕事に遅れてますよ」
マキ「はいは〜い。じゃあ、3人共出た出た、むつ君はお土産持って、修二はまた遊ぼうねぇ♪」
そう言って毎度嵐を呼ぶ男は、俺たちと一緒に玄関を出て鍵を掛けると。泉の車に全員押し込んで、修二とむつの家の近くの公園に送ってくれた。
「またねぇ♪」と、不吉な言葉を残し何処かに出かけて行った。
どうして、この公園が俺たちの家が近いって知ってんだ?
華南「…相変わらず、何したいのわからない男だ………。修二歩ける?」
修二「うん、へーきへーき」
へらへら笑ってなんでもなさそうに言っているが、その表情は切り替えが出来ておらず、火照った頬に余韻を残す濡れた瞳、ジャンプーのいい匂いに強烈な色香。俺の息子君は完全に威嚇体制だ。
しかし、平気だと返事をした割りに、修二は足元がフラフラしている。
華南「ほら、無理しないで掴まれよ」
修二「だ、大丈夫…」
こういう時に素直に頼ってくれりゃいいのに…、俺もイチャイチャしたかったし…。
修二「…ッ…そんな目で見ないでよ」
華南「…そんな目ってどんな?」
修二は困ったように火照った頬を手で隠した。自分がどんな顔してるのか自覚があるようだ。
だがしかし!!修二さん!それ!その仕草!困り眉!むしろ!煽られます!!
修二「ッ…今にも押し倒しそうな…」
華南「押し倒したいねぇ」
修二「ッ…」
低い声でニヤリとからかうと、修二は本気にとったのか身じろいだ。
馬鹿だな、そんなフラフラなのに襲うわけねぇじゃん。
まっ、残念だけどね。
そんな修二の腕をむつが引っ張って支える。
むつ「ほらほら、歩き方ヒヨコみてーだから捕まってろ!ってか離すな!」
修二「…僕ちゃん…全然歩けるよ、家、目の前だし…」
むつ「…はぁ?俺ん家行くんだよ、帰って続きするから」
修二「ふえ!?」
え!?マジ!?
むつ「残りの半分試して、俺と華南がバイトでいない間、選んだやつ使ってで毎日テレフォンセックスしてやるからな」
修二「ぅえええ!?いらない!いらないよ!!」
むつ「はぁ?ダメだよ、適度にしとかないと閉じちまうし、お前が痛そうなのやだし。欲求不満の顔でバイトに行かれちゃ、お前狙われる」
修二「な、何言ってんのむつ、僕ちゃんの職場は兄貴いるし!3号店は遠いいから本店に行くことになったし、むつもよく知ってるスタッフばっかりだよ?」
むつ「は?本店?イケメンの男ばっかじゃんか、ますます危ない!」
修二「危なくないし!僕ちゃんも男だよ?」
むつ「修二はエロ可愛いからダメ!」
修二「…エロ…かわ……」
むつ「華南、連れてくぞ!」
華南「はーい♪」
修二「ふぎゃ!!はな…離して!」
華南「修二、諦めろ」
修二「む…むりぃ…」
華南「『ヘーキヘーキ全然大丈夫』なんだろ?俺も昨日のじゃお前を味わい足りなかったし、今日はゆっくりできるな、明日の朝までたっぷり時間あるし」
修二「ヒッ…」
華南「修二、いっぱい愛し合おうな♪」
むつ「な♪」
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