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俺たちを壊す媚薬12
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ベッドには、修二がぐったりと横たわり、荒い息をして視点も定まっていない。
泉「…修二?」
泉が、修二に覆いかぶさる様にして横向きの顔を覗き込み、優しく名前を呼ぶと、修二がその声にピクリと反応した。
修二「………なん………っと…」
呟くように言った言葉は、目の前の泉にすら聞こえない音量で。泉は修二の乱れた髪を耳にかけてやり、優しく聞き返して耳を寄せる。
泉「どうした?修二」
泉の声に、合わない視点で泉を見ようとした修二は、泉の首に腕を回して、甘く強請る。
修二「…もっと…かな…ん」
泉「…」
泉は、甘く強請ってきた唇にそっと口づける。甘やかすように舌を絡めると、修二は夢中になって何度も名前を呼んだ。
修二「ん…はぁ…なん…んん…かなん…」
一度口にしてしまうと、もう止まらなくて、何度も何度も唇を重ねながら、何度も名前を呼んだ。
修二「…なん…かなん…んぅ…ッすけて……かなん…んっ…た…すけて……つい…熱いよ…ん…」
その様子を見ていた百目鬼が、額に手をあてて苦笑しながら呟く。
百目鬼「くっ、ははは…ッの淫乱が…堕ちやがった…くっくっ」
笑ながら、何処か苦しげな声は、部屋の中を悲しく響く。
そして、ますます乱れる修二は、泉と唇を重ねながら、懇願する。
修二「イ…かせて…お願い…かなん…」
その懇願に、泉が修二の蕾に手を伸ばす。
マキと泉によって解されたソコは、ローション塗れで、指を這わせるとヒクヒクと中へ誘う。
修二「…かなん…」
甘く切ない声は、甘い夢の中へ響いて…
百目鬼「そんな奴はここには居ない!あいつらが助けに来るわけないだろう。いい加減に…ッ!」
言いかけた百目鬼の肩に、痛むが走る。
マキが、左肩に噛みつき、歯型がついていた。
マキ「あっちは、あっち♪。こっちはこっち♪。ね♪」
百目鬼のものを扱きながら、百目鬼の唇にチュッとキスしたマキは、誘うように色っぽく目を細め、ペロッと赤い舌を出した。
先ほどから、行動の意味を掴みかね、キスに驚いた百目鬼は、マキにうろたえ、不審な目で睨む。
百目鬼「ッ…お前、さっきっから何がしてぇーんだ」
マキ「ん?僕は、お仕事を遂行してるだけだよ♪今日は依頼が立て込んでてね♪」
百目鬼「は?」
マキ「今はあんたの相手♪」
百目鬼「おま…!!」
再び百目鬼の股間に顔を埋めたマキは、ジュップジュップと音を立てて、百目鬼を攻め立てる。
百目鬼は力いっぱい引き剥がそうとしてるつもりだが、どうも、先程から匂う甘い香りに、妙に昂るのに気づいた。
百目鬼「!!、ッお前まさか!」
マキ「ん?きるいらった?」
百目鬼のものを咥えながら、いたずらっ子のように笑ったマキ。
先ほどマキがアロマだと言ったのが、興奮する効果のあるものだと気づいた百目鬼は鼻を塞いでマキを睨みつける。
マキ「案外鈍いね♪」
魂胆に気づいた百目鬼が殴りかかろうとしたが、その腕をマキはヒラリとかわして、ガチャンと手錠をかけた。
百目鬼「なっ!?」
マキ「ごめんね♪流石に俺でも百目鬼さんに力では勝てないからね♪」
手錠にはロープが取り付けてあり、その先はベッドの足に繋がれていた。
百目鬼が動けなくなると、マキはまた、百目鬼の上の馬乗りになってニッコリ笑った。
マキ「修二のことはほっといて僕と遊ばない?」
百目鬼「……ふざけるな」
百目鬼がマキを押しのけてる。
ベッドの上では、幻に飛んでる修二が、泉と甘い行為に酔いしれていた。
修二「…ん…ぅん…あっ…」
泉「中、トロトロだね」
泉の指が中を確認したら、物欲しげ中が、指をキュウキュウしめつけていた。
修二「かなん…イ…かせ…て…」
泉「いいよ…」
泉が優しく、左の鎖骨に口づけを落とすと、修二はピクンと跳ねる。
焦らしに焦らされた体は、もう、何をしても感じてしまい、泉に抱きしめられながら、都合のいい幻想に身を沈める。
泉「修二、挿れるよ…」
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