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抱きしめる俺たち2
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むつ『ふざけんな!いい加減にしろ!』
百目鬼『おまえら、グルか…』
泉『初めまして百目鬼さん、私の名前は水森泉と申します。華南ではありませんよ』
華南『修二は返してもらうぜ』
華南『マキに道具を届けたのも、修二に触れたのも俺だよ。暗がりで泉だと紹介されたのは泉になりすました俺だったんだ。俺を信じて修二』
マキ『中和する方法が中出しだって言ったら、百目鬼さんは修二をヤっちゃったろ?』
むつ『フェラしてやるよ』
修二『……華南…と…むつ…が、………好き、ずっと…そばにいて…』
ずっと、そばにいて……
ーボボッ、ボンッ!!
顔から火が出た。
ツギハギな記憶は、やっぱり淫らで、おまけに恥ずかしくて酷いことを言っている。
ずっと?ずっとって何!?
そんなこと言っちゃまずいだろ!!
そんな重いこと…僕の馬鹿!!
華南「…それで、俺が泉になりすましてたって説明して。マキが、まだ薬抜けてないから早くイかしてやれって言ったら、むつがみんなの前でキスしてフェラして、修二とんじゃって…そこらへんは記憶ある?」
修二「…めん…」
華南「え?」
修二「…ごめん…僕、おかしなこと…言ったよね?…ごめん…忘れて…」
僕の言葉に、至近距離の華南が大きくため息をつく。
華南「おかしなこと?…、『我慢出来ないから今すぐ華南のぶっといの突っ込んでぐちゃぐちゃにして下さい』とか?」
修二「ッ!」
そ、そ、そんなことも言ったの!?
き、消えたい…。
青くなって項垂れた僕に、華南は困ったように眉を寄せて、コツンとおでこを合わせた。
華南「ごめん、そんなことは言ってない」
言ってないのか!?何だよ!!
華南「どうしてだ?」
え?…
華南「どうして大切な言葉まで埋めてしまうの?」
大切…な…言葉?
華南「ずっと、そばに…。俺も、俺もずっとそばにいたいな修二」
ードクン!
修二「ッ…」
や、やぁーーーーー!
み、耳元でなんてこと言うのこの人は!!
華南の甘い声に、心臓がバクバクと破裂しそうに脈が早くなり、僕の顔がみるみる赤くなる。華南の口元から遠ざかろうとすると、華南は真っ赤な僕の耳に噛り付いた。
修二「やぁッ!……ちょっ…ァ…華南!」
華南「ん?」
修二「耳、み…はな…ひゃァっ!」
華南の舌が耳の中に侵入してきて、耳たぶを吸われて悶えるも、華南にぎゅうぎゅう抱きしめられて逃げられない。
修二「あっ…んや…かな…」
華南「修二」
修二「にゃ…んなっ、なにす…」
華南「修二。修二の耳は俺たちの言葉が聞こえてないみたいだから、修二が良く聞こえるようにしてるだよ、修二」
んはぁあー…こ、この人わざと名前連呼してるぅ!!
修二「き、聞こえてる!」
華南「じゃあ、なんで離れようとするの?もっとそばにおいで」
もっとそばにって!?
華南は僕ちゃんを横から隙間もない位ギュッと抱きこんで、華南の唇が僕の耳を簡単に舐められる距離にいるはずなのに、もっとってどうゆうこと!?
修二「これ以上って…」
華南「俺、さっき痛いところ無いかって聞いたよな?」
修二「…うん」
華南「もう一度聞く、どっか痛いところは?」
ジトッと疑いの眼差し。完全に確信を持って聞いている。
修二「ッ…。の…どが…」
華南「と?」
修二「ッッ…。あ…たま…」
華南「と?」
修二「ッッッ…。………ぅ」
華南「〝と?〟」
修二「うぅ…ッッッッ。……お尻です」
僕の目を覗き込み、さらに隠してないか探る。でも、もう、本当にこれ以上は何も隠してない…です。
華南「頭痛は酷いの?」
修二「ううん、ちょっとだけ…」
華南「お尻は?」
修二「ッ…、ジンジンして…、何か入ってるみたい…」
華南「見せて」
修二「えっ!?」
僕が恥ずかしさに驚くと、華南は真剣な顔をして、どこからかポーチを取り出した。
華南「マキから、塗り薬を預かってる。あと、頭痛と吐き気用の飲み薬…。薬塗るから足開いて見せて」
本当に?って顔で華南を見たら、華南はテキパキと薬の蓋を開けて指に取る。
仕方なしにうつ伏せでお尻を見せようとしたら、華南は「違う違う」と僕を仰向けにした。
修二「なっ!?薬塗るなら四つん這いの方がいいだろ?」
華南「だ〜め、修二はどこが痛いか聞いても嘘つくから、中に傷があったらそこに薬が届いてないと意味ないだろ?」
修二「ッ…ちゃんと言うよ…」
華南「だ〜め。俺が修二の顔見てたい」
修二「ッ!」
とっておきの低音ボイスをわざとらしく使ってきてる。それが分かっているのに、僕の鼓膜はまんまと震えて脳を痺れさせ、心臓がドキドキ高鳴る。
華南が意地悪だ…。さっきっからいちいち甘い声だったり恥ずかしいことばかりわざとする。
僕は仕方なく、バスローブの裾をめくり、M字になるように足を開く。腕で顔を覆い、口を引き結んだ。
華南「修二、手をどけて」
修二「…」
華南「むつを起こして来ようか?」
その言葉にドキッとして、すぐに腕を顔からどけた。
むつが参加したら、きっとただじゃすまない。何やらイタズラされるか、至近距離で顔をジッと見つめてくるに違いない。
華南「良くできました」
華南は、ニコッと微笑んで、僕のお尻を覗き込んだ。
華南「腫れてるね。触るよ」
修二「…ン…」
華南の指が触れた瞬間、心臓が跳ねる。
少しの冷たさとジンジンする感触、華南が円を描いて塗り込んで、指が離れた。新たに薬を指に取り、僕ちゃんを優しい眼差しで見つめる。
華南「中も塗るから力抜いて…」
僕は素直に従った。息を吐き、力を抜く。
華南の人差し指がゆっくり中に入り込み、その感触に胸のあたりのバスローブを握りしめた。
修二「んん…………ん……ンん…んぅ…」
ゆっくりと、丁寧に中を探り一周してる間、ヒリヒリしてるはずなのに、なぜか声が漏れそうになる。
修二「ん…〜〜…んんッ…ふっ…ぁ…」
華南は真面目に薬を塗ってくれている。
僕も別に勃ってきてるわけじゃないのに、声が勝手に…かっ…てに…
修二「…ぁぅ……かぁ…なん…」
華南「ん?」
華南は普通の顔で、僕を見下ろす。
僕はドキドキムズムズしながらキュッと胸元の手に力が入り、潤み出した瞳で華南を見つめる。
華南は真面目に薬を塗ってくれているだけで、けして変なことはしていないのに…。
修二「……ふっ…ンぅ…ぁ…あぁ」
ど…う…しよう………
華南が…僕を見てる…
華南の指が…僕の中に触れて…
どう…し…よう……
華南の…指………きもち……いい……
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