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嵐を呼ぶのはいつもマキ様
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華南「ぁア!?百目鬼のためにコスプレ衣装を選んでたぁー?!」
鼻にティッシュを詰めながら怒鳴っても、迫力のかけらもない。
コスプレをしてるマキを正座させて、セーターだけかぶせて布団をぐるぐる巻きにして肌を隠し、お説教してるのだが、華南のティッシュに締まりのかけらも無くなる。
マキ「だってぇ、喜ばせてあげたかったんだもん」
華南「もん。じゃねぇんだよ。可愛く言ったって可愛くねぇぞ!」
マキ「華南だって修二とむつ君がコスプレしたら嬉しくて萌えるでしょ?」
華南「萌える!燃え尽きる!!」
まぶたの裏に浮かぶ2人の可愛らしいアニマルコスプレに、思わずガッツポーズを決めると、横で北斗もガッツポーズ。
さすが兄弟。
華南「…イヤイヤだからってなんで北斗の前でコスプレするんだよ!しかもそんなエロエロの!」
マキ「だってぇ…、百目鬼さんの萌えれる好みに合わせないと怒られちゃうから…、せっかくコスプレするなら怒れないくらい、理性が爆発するような刺激がないと…、そのために萌えの分かる北斗君に相談したくて♪」
華南「は?お前がコスプレすれば誰でも爆発必至だろうが」
マキ「……、百目鬼さんは、僕が女装しても何の興味も示さないし、露出多いのは好みのポイント外すと怒っちゃうんだもん。百目鬼さんは下品なエロより上品なエロの方が好きなんだ。でも僕ってそっち方面向かないじゃない?処女みたいにはずがしがってそれが男を煽りまくるみたいなのより、跨って腰振っちゃうビッチじゃない?だから…」
頬を染めながらシュンとするマキの言葉で、マキが百目鬼に跨るのを想像してしまい、華南はブルッと首を横に振る。
華南「イヤイヤ、お前と怒百目鬼のエロ事情とか知りたくねぇし!可愛らしく喋るな!可愛くない!」
マキ「ブゥー。真面目な悩みだよ。例えば修二がこのヒョウ柄着てたら攻め過ぎで嫌でしょ?修二はこんな服より、こっちのウサギさんの服とか…、こっちのスカンクちゃんとか」
白の可愛らしい団子尻尾の付いたズボンに垂れ下がる長い耳、恥ずかしがりながら「食べないで」という修二の声が聞こえてきそう。
華南「イイ!」
マキ「むつだったら、猫耳とか、このヒョウ柄下着もいいよね、むつ君は攻めた格好させて『なんだこれ!バカじゃねぇー!』とか言ってるのが乙でしょ?」
華南「イイ!マキ様は分かってらっしゃいますネェ〜」
悪代官と悪商人のような2人は、にまりといやらしく笑う。
北斗「ウサギとヒョウのコスプレに華南に売ってやろうか?」
華南「金とんのかよ!」
北斗「2人が着たの、僕は返してもらっても構わないけど、そうゆうの気にしないの?」
華南「おいくらですか?北斗君」
兄弟で漫才やってる中、マキは真剣に衣装を選ぶ。
マキ「ねぇねぇ華南、修二に似合って僕にも似合いそうなのって客観的にはどれ?」
華南「は?なんで修二?お前に似合うの着ればいいじゃん。っていうか、マキの場合なんでも着こなせるだろ」
マキ「百目鬼さん清楚系が好きだから…」
華南「…マキ、お前…」
その時、再びドアが開け放たれた。
修二「ちょっとマキ!何やってんだよ!」
現れたのは修二。修二は大学の鞄を持ったままプリプリ怒って乱入して来た。
修二「うわっ!!なんて格好してるんだ!」
マキ「あ♪修二♪♪いい所に来た♪♪」
修二「は?」
マキがとても嬉しそうに満面の笑みを浮かべた。
華南が期待に満ちた瞳で修二を見つめ、北斗の顔は真っ赤だ。
修二はゾッとして後ずさったが、マキの魔の手から逃れることなど出来るわけもない…。
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北斗「えー、ずぅるぅ〜い!俺の部屋なのになんで俺だけ仲間はずれぇ〜?」
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修二「イヤァァーーん」
マキ「ダメだよ修二動いちゃ、お尻に尻尾入んないじゃん」
生娘のように逃げ回る修二は、ベッドの隅に追い込まれ。服をひん剥かれ、ノースリープのキツネの衣装を着せられた。そして、マキのお仕事グッズのバイブにキツネのフサフサの尻尾をつけたものを当てがわれた。
修二「やだやだ!」
マキ「ふふふ、可愛いよ修二。でも尻尾もつけて?着てみてくれないと雰囲気掴めないから♪♪」
修二「や、バカマキ!かなぁん!華南!助けて!」
華南「す、すまん修二、勃起が激しすぎて動けん」
修二「バカじゃないバカじゃないの!!」
涙目で睨んでも威力は無い。可愛らしいキツネの格好の修二が顔真っ赤にして今にもバイブを突っ込まれそうな体制。むしろ華南の理性は限界。
マキ「はい、修二君息吐いて♪」
ニコッと微笑むマキは、隅に追い込んだ修二に容赦なくバイブを突っ込んだ。
修二「はあぁーん…んん¨ッ!」
悶える修二を、マキは真剣に見下ろす。
マキ「…キツネは、修二っぽくないね…、どう思う?華南」
華南「グハッ…。そ、そ、そうだな」
マキ「んじゃ次♪♪」
修二「うえッ!?」
マキ「あっ、ごめんね修二、スイッチ入れて欲しかった?遊ぶのは最後に華南とやって?僕は衣装選びたいから♪じゃ、次は、オオカミさんね♪こっちも尻尾にバイブ付けてあげるから♪♪」
修二「やッ!やアァ馬鹿ぁあああぁ!!!」
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