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俺たちは偏ったりしてない
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怖かった……。
むつが美樹ちゃんと抱き合って眠る現場を見た時、全身が凍るように冷えた。
けど、不思議と否定できた。
むつの浮気はあり得ない…。そう思えた。
だけど、むつは僕と顔を合わさなくなった。
メールは普通にしてくれるけど、顔を合わすことなくて…、夕飯を食べなくなった。
仕事だと言って僕と華南が寝てから帰ってくる。朝は僕と華南が家を出るまで起きてこない…。
どうして?
だんだん怖くなってきた。
だけど、僕はむつが美樹ちゃんとどうこうなったなんて思えなかったし、思いたくないし、何より兄貴の言葉がデカかった。
「何が起ころうと、3人で住む家にお前が最後まで残るんだぞ」
兄貴と約束した。喧嘩しようが浮気されようが、逃げないって約束した。
だけど、むつは、帰ってきてくれない。
もし、むつが美樹ちゃんとキスしてしまったりして気に病んでるとしたら?
…むつの性格で隠そうと思うだろうか?むつなら、すぐに謝ってきそう…。故意だったにしろ、そうじゃなかったにしろ。
アレコレ考えて気づいた。むつに何があったか話してもらえず悩む僕のこの苦しさはきっと、今まで僕がむつと華南に与えた苦しさだ。
華南『むつもむつなりに修二のこと考えてるんだよ、あんまり気にするな』
華南は何も知らなかった。だけど、華南の言葉に気付かされた。むつの行動はどれもむつらしくない。
むつは隠し事が下手だ。自覚してるから僕と顔を合わさないとしたら?そうしてでも隠さなきゃいけない何かがあるとしたら?僕の知ってるむつは、いつでも僕のヒーローだ、強引だけど真っ直ぐな、いつでも太陽のような存在…。
もし、僕や華南のために何かを隠してるとしたら?
僕はこんなところでメソメソしてる場合じゃない。
むつが華南に抱えられて帰ってきた。
疲れ切った表情、ご飯をちゃんと食べてるかも怪しい。絶対変だ…。
起きたむつは、僕と目を一度も合わさなかった。
だけど確信した。むつは後ろめたいんじゃない、あれは、苦しんでる表情だった。
ねぇ、むつ。
僕は何が起こっても、むつの味方だよ。
今までむつはずっとずっと僕の手を引っ張ってくれてた。
ねぇ、むつ。
知らないでしょ、僕は何もかもすぐに諦めるけど、むつと華南を好きな気持ちは、絶対に諦めないって決めてるんだ。
むつと華南がそう思える力を与えてくれた…。
むつが引っ張ってくれて。
華南が支えてくれる。
むつ…
僕は何事も波風立てず平和に過ごしていたいけど、むつと華南のためなら、戦うよ。
兄貴と約束した、どんな荒波にも負けないように、朱雀特攻隊長だった兄貴に誓った。
何があっても、僕は逃げないし戦う。
ふふっ、そうできるように、2人に鍛えてもらったからね。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
修二「な!何コレ!!」
修二の目の前に置かれたのは、いつかむつがマキに着せられたヒョウ柄のエロ下着。
華南「今日1日休みだから、たっぷり和解しよう」
修二「か、関係ないじゃん!」
逃げようとしたら、むつに肩を掴まれて引き倒された。
むつ「修二、俺、修二にいっぱい触りたい」
ドキッと跳ね上がる心臓、見つめられるだけで、僕は逆らう力を失う。
むつ「キスしていい?」
修二「い、いつもは聞かないでするじゃん」
しどろもどろ答えたら、むつが困った顔してた。まだ、むつは引きずってるんだ、僕を傷つけたんじゃないかって。そんな顔されたら、胸がキュッと締め付けられてなんでもしてあげたくなっちゃう。
そう思ったのは甘かったと、修二は後悔するが、甘い快感に溶かされて、もう、どうにもならない。
修二「やぁ、やぁん、ああーッ!!」
羞恥と快感に喘ぎ鳴く修二は、ベッドのシーツを握りしめて腰を高く上げさせられたままバックからの容赦ない突き上げに大き仰け反った。
修二「ひぃっ!ぃ…ぁッ!…むつぅッ!」
仰け反って乱れ舞うキャラメル色の髪と、頭につけたヒョウ柄の動物耳がなびくたび、修二の中を暴れる肉棒はワザとらしく敏感なところめがけピストンを早めて刺激する。
鳴きっぱなしで口の端から透明の蜜がつたい落ちる、しかし、それも修二本人のものだけではなく、後ろからの攻めと競うように、前から何度も何度も唇を塞がれ、絡め取られて吸われた結果。
むつ「クッ…はぁ…修二…、マジでヒョウみたい」
悪戯っぽく吐息交じりに言ったむつは、修二の腰をつかみ直して律動を強めた。
女性物のヒョウ柄のキャミにヒョウ柄のガーターリボンを付け、背中をくの字に逸らす修二のしなやかな体、紐パンの紐をずらして、下着を着けたまま押し込んだむつの滾ったもので、何度も突き上げてその身を乱す。
修二「ああッ!やぁッ!…アン!」
むつにバックから攻められとろけた修二の瞳は、目の前のニヤつくもう一人の顔を写しているが、長すぎる甘い痺れに、ほとんど訳のわからない。
華南「とろっとろだなぁ修二」
そう言いながら、華南は修二の前を握り締め先端を苛めてる。塞がれてるのに透明の液体がトロトロ溢れ出て、それを戻すようにグリグリと強めに尿道を苛め、射精させないようにしていた。
修二「あ、あふぅ…ふぁあ…やらッ!…」
華南「あらら、限界?」
修二「あはぁ!…イ…かせてッ!」
華南「ッ…だってよ、むつ。修二は限界みたい」
涙目の懇願は、その衣装とヒョウ耳の付いたとろけ顏で威力は半端ない。
修二の体はビクビクと痙攣を繰り返しながら、絶頂寸前のところでキープされ、繰り返される出口のない快感に修二の意識は飛びっぱなし。
修二「んん〜〜、もう…もう…ああ¨ッ!おかしくなっちゃうよぉッ…」
むつ「ほら、修二の良いとこグリグリしてやっから、もう俺も限界だし、一緒にイこうぜ修二…お前の中トロトロでめっちゃビクビクしてて良すぎるから、なぁ修二、俺の修二ッ」
修二「ィッああああ¨ッーーーー‼︎‼︎」
耳元で低く囁いた瞬間修二の瞳の中でパチパチッと白い光が走って、修二は絶頂し、同時にむつも熱をそそぎこんだ。
むつ「はぁ…はぁ…」
修二「…はぁ…ぁ……」
もう、頭も体も痺れて動けないとぐったりしていると、僕の目の前でむつが華南に押し倒された。
むつ「ちょっ!華南!待て!」
華南「むつ、修二を良くしたいのは分かるけど力入りすぎなんだよ」
むつ「だって、歯ぁ食いしばってないと修二の中良過ぎてもってかれちまうんだもん」
華南「それは同感だけどさ、もっとさ」
むつ「うわッ!?」
華南がいきなりむつの足を掴んでぱかっと足を開いて太ももをいらやしく舐めあげる。
むつ「アッ、華南!」
華南「ヤッてる方が体固くしてたら、一生懸命感が伝わっちゃって修二も緊張しちゃうんじゃね?リラックスだよ。ドライのイかし方俺が教えてやるから」
もっともらしいことを言いながら、むつの中に指を入れてかき回し、前立腺をしつこく刺激すると、むつの足がガクガク痙攣しだした。むつはドライでイかされ
るのに慣れてなくて、腰を引いてしまう。ちょっと怯えたような表情が可愛い、そのまま指でイかすのかと思ったら、華南の滾ったものをむつに押し当てた。
華南「挿れるぞ」
むつ「待て!、指でいいよ、指で教えろよ。なんかやっぱ俺にはよくわかんねぇし」
華南「却下」
にこやかなのに、強い口調で否定し、華南がズブっとむつに挿入した。
むつ「んあっっ……はぁ…」
華南「むつが怖いって言うから、遠慮してたのに、マキに初めてを奪われちゃったからね」
むつ「おい!言い方おかしいだろ!操ったのはマキだけど、ヤッたのは修二とだし!」
華南「修二とむつがエロエロなのは嬉しいけど、俺はむつをちょっとづつSEXで良くなるように、何ヶ月もかけて開発してたのに、たった1日でイかせるとか超ジェラシーだったし」
そう言って悔しそうにゆるゆる腰をうごしかしたかと思ったら、急に奥だけを刺激し始めた。
むつ「ッアッ!たんま!」
華南「またねぇよ」
むつ「ッ、ッ、かなぁん!まっ、まて!」
華南「大丈夫、今までで一番気持ちよくしてやる」
華南はよっぽど悔しかったのか、逃げるむつを押さえつけてガンガン奥を突き始めた。むつが快感に抗って首を振る、なんだか可愛らしいんだけど、ドライでイく時のせり上がってくる感覚が強いのだろう、なんだか可哀想で、痺れる体を起こしてむつに近づいた。
むつ「華南!やっ!なんか当たる!当たるのヤダ!」
華南「それが良くなるんだよ」
優しい顔しながら、強引な攻めにギシギシとベッドが軋んで水音が響く。
嫌々首を振るむつが、僕に気がつき潤む瞳で助けを求める。可愛すぎるむつにドキドキして、僕は助けを呼ぶその唇にくちづけた。
むつ「んぅー!…んっ、しゅ…はん…」
一瞬抵抗したむつは、見つめながら舌を絡ませたらおとなしくなった。僕は柔らかいむつの唇と熱い舌に夢中で吸い付く。
むつ「んん…うアッ!…あん…んぅ!…」
むつは華南に揺さぶられながら、僕とキスしながら一生懸命息を吸う、ふにゃっと溶けだした瞳が僕を見つめながら、華南に最奥を突き上げられてどんどんとろけていく。
むつ「あっ、あっ、しゅじ…かなぁん…ッ!!」
その時、むつは僕の首に手を回して、キュッと抱きついてきて、ブルッと震えて嬌声を上げた。
むつ「ああ¨ッ!!それダメ!!」
華南「ッ!むつ…」
むつ「ヒッ!…や…あっ!あっ、あっ、クる!…なんかッ…イッ…あはぁああーー!!」
僕と華南の腕の中で、むつがビクビクっと痙攣して意識を失ってしまった。
華南「はぁ…、はぁ…、むつ?」
修二「ふふ、強すぎたみたい」
華南「ああ…、意識がなきゃ意味ないのに…」
修二「むつ可愛い」
華南「あぁ、最高に可愛い」
この後意識を取り戻したむつに華南は怒られるんだけど。
土曜日のその日、
僕たちはベッドの中だけで1日過ごした。
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