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〔裏番外〕狂愛♎︎純愛6
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食事を済ませ、皿を拭いて片付けてると、マキが背中にキュッとくっついた。
不意打ちに俺の心臓がドキッと跳ねやがる…
百目鬼「おい、やめろ、片付けられない」
低い声でそう言っても、えへへ♪って背中にじゃれつき、俺の猛獣を刺激しやがる。マキには首輪が必要かもしれない。繋いでないと悪さばかりしやがる。淫獣だ。
無視しようとしたら、マキはすかさず股の間に潜り込み、俺のものにむしゃぶりついた。
ぐっ!この!
マキ「食欲充したら、男の子は性欲充したくなるんだよ♪」
へらっと妖艶に微笑み。俺が皿を持ってるのをいい事に、止めようとする俺に構わず、マキはいきなり根元まで咥え込みやがった。熱い口内で柔らかな舌に絡まれて、一気に沸き立つ。ジュッポジュッポと卑猥な音を響かせていとも簡単に俺のを育て上げた。
百目鬼「おいッ!」
檻が脆くも崩れ去る。昨日寝落ちした俺には、中途半端で、朝から熱が燻ってた。マキの上目遣いに目を開けてるのは厳しく、かといって、目をつぶれば、感触が生々しくて耐え難い。
マキ「んふふ、こないだシた時疲れて寝ちゃったから、溜まってるんだね♪」
可愛い顔して見上げるな!!
洒落にならないんだ!お前のフェラは尋常じゃない!よすぎるんだよ!畜生が!
百目鬼「マキ、今日はマズイ…」
猛獣が熱い息を吐き出しながら、牙をむく。押さえが効かない、もうずっと、俺は俺を抑えられてない、檻など、ないに等しい。何とかも、この魔性マキの思う壺だ!
マキ「あは♪マズイならなおさらシよう、僕は今すぐ欲しい」
あー!くそッ!くそッ!可愛い顔で迫ってくんな!どおして俺の気持ちが分からないんだ!せっかく我慢してやってんのに!
どおして…
マキの熱くてうねる舌に加え、ディープスローでキツく吸い上げられて、限界だ!
百目鬼「クソッ!」
爆発しそうな俺のものをマキの口から引き抜いて押し倒し、一気に突き立てた。
マキ「あはぁあッ!」
フェラしながら準備されたそこは、ローションをドロドロ濡らされて、すんなり俺滾った全てをズブズブ呑み込む。
畜生!畜生!畜生が!
マキ「あッ、イイ…」
妖艶な魔性、乱暴に貫かれて、快感に身を震わす。
呑み込まれる。
ぐちゅぐちゅととろけた蕾の中は甘い蜜で俺を包み込む。滾った俺の欲望は、マキに注がれ、俺はマキに突っ込みながら食われているような感覚に陥る。
乱れ髪が肌に張り付き、その肌は桜色に染まって、そこには、気まぐれにやったはずのキーホルダーがボロボロになってもマキの胸元に大事そうにぶら下がってる。
マキ…、俺のだ…
その純粋さは全部、俺のものだ!
あの惚れ薬に侵されたお前が俺に見せたもの、アレが欲しい!お前が欲しい!まだ足りない!まだ溺れたりない!今のマキは、あの時のマキに届かない!
マキ「百目鬼さん、もっとぉもっと突いて」
百目鬼「淫乱が!自分から動いときながらねだるのか!」
激しく突き回して中を掻き回すと、酔いしれた淫靡な表情で甘く鳴く。だが、これじゃない!俺が見たマキはこうじゃなかった。
眉間にシワを寄せながら、マキの体を貪る。溺れさせて俺のものにしようとすればするほど、俺の方が夢中になってる。
矛盾と苛立ち。
マキ「アアッ!…百目鬼さん好き!」
百目鬼「マキ!」
だけど…、欲望の熱は、吐き出した途端、冷めた虚しさに襲われる。
俺がシたいのは、甘やかすようなセックスだ…、こんなんじゃない…
惚れ薬のマキの時に味わった、あの幸福感、やはり、幻だったのか…。俺の手は、相手を乱暴に扱うことしかできない…。
反省するのはいつでもできる。
本当に反省してるなら、ヤる前に止められるはずだ……
百目鬼「……また…」
うなだれる俺に、マキはへらっと何でもなさそうに笑いかける。
マキ「ふふふ、今日はキレてないよ♪」
お前は満足だろうよ。セックスできたんだからな…
百目鬼「うるさい、お前はいいかもしれないが俺はよくない」
マキ「百目鬼さんは自分に厳しいなぁ…」
ヘラヘラした声。
俺の背中側のマキが、どんなを顔して言ってるか何て、俺は、一度も見なかったし、知ろうともしてなかった…。
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ストーカーの犯人を突き止めるべく、マキを女装させ、姫香さんの妹の香織さんになりすまさせた。姫香さんと行動を共にして犯人の出没を狙ったが、2人の前に、犯人は現れなかった。
そして、街をうろついた後、姫香さんの婚約者に、妹の香織さんになり済ませたマキを紹介する。
犯人は、結婚に触れると反応が過敏になるようで、この食事会を仕組んだ。
俺は、3人が食事してる様子を、離れた場所から見守った。
マキにはインカムがあり、姫香さんには賢史が盗聴器を渡した。離れた場所でも、彼らの会話は聞こえている。
姫香「香織、紹介するね。こちら森代輝樹さん。輝樹さん、この子が私の妹の香織」
輝樹「は、初めまして…。凄い…どこからどう見ても…」
婚約者の輝樹さんが驚きを隠せない様子。確かに驚くだろう。マキは本当に綺麗で可愛らしく変装している。
マキ「初めまして、私香織です!!輝樹さん超カッコイー♪♪お姉ちゃんなんで直ぐに紹介してくれなかったの!?超イケメンじゃん!メチャメチャ優しそうな人じゃん!超いい人捕まえたね!」
グッ…、超イケメン?マキはああいうのが好みなのか?
輝樹さんは細身で誠実そうな爽やか系、俺とは似ても似つかない。
マキに褒められ、輝樹さんが照れて頬を赤らめた。
ーバキッ!!
百目鬼「…」
しまった、箸折れた。
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