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(番外編)純愛>♎︎狂愛
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散々濡らされて舐められて広げられて僕の羞恥は沸騰して煮えてる…。
こんなことするなら、もっと理性が飛んでからやってもらいたい…、酷いよぉ…。
だけど百目鬼さんは、僕が正気の今、独占欲を思い知らせるように僕の腰を持ち上げてちんぐり返しで、見せつけるように弄り倒して舐め回す。
初めての感触に羞恥のあまり悲鳴をあげても、百目鬼さんを調子づかせるだけ。彼は新しい冒険の匂いを嗅ぎつけた子供のようにキラキラした瞳をその意地悪そうな表情に隠してて。こっちは、恥ずかしいやらそんな百目鬼さんが可愛いやら訳がわからない。
卑猥な音を立てられながら、蕾を優しく柔らげるように舌を差し込まる。初めての感触は、ぬるりと柔らかくて熱くて、生きた生物が入り込んだみたいで、最初は抵抗があったけど、百目鬼さんが悪戯を楽しむ子供みたいに執拗にペロペロしてくるから途中可笑しくなっちゃうし擽ったいし、色気無く笑っちゃった。そしたら百目鬼さん怒っちゃって、またしてもフェラとかしてきて、僕が涙目で嫌がると、今日1番の楽しそうな悪戯っ子なニヤついた表情で、僕のペニスの下の部分をパクンと咥えてきた。
百目鬼さんの僕に対する下半身攻めは、僕がトロけた涙目で抵抗しなくなるまで続いた。
マキ「ふぁあ…や…ああ…」
百目鬼「相変わらず柔らかいな…」
マキ「ひん……んんッにゃッ…」
百目鬼さんは僕の中に二本の指を挿入してぐちゃぐちゃにして広げながら、前を緩く握ってヌロヌロさせて上下し聞いてくる。
僕の動きを完全に封じ、弄り倒して僕の弱いところや苦手なことばかり…
マキ「やっ…ぁ、擦っちゃ駄目!」
百目鬼「ん?こっちか?」
ワザととぼけた百目鬼さんは僕の中の弱いところをグリグリ刺激して楽しそう…
んんッ!!同時はダメッ!中と前は同時に弄っちゃダメッ!!
僕は普段襲い受けが主だから、こんな風一方的に快感攻めにされた経験は実は少ない。アブノーマル好きの人が縛ったりで、オモチャで攻められたことはあるけど、手と口と胸と鼓膜と…色んなところを道具無しでっていうのはなかなか記憶にないし、はっきり言って、〝恋人同士の甘いセックス〟は百目鬼さん以外経験がない。
理由は幾つかある。
セックスしたいし眠るために遊んでた時期、ほとんど翻弄する側で、ビッチ感でありとあらゆる技術を使って相手を気持ちよくするのが僕のセックスのやり方。相手が気持ちいいなら僕も気持ちいい。これは清史郎さんとので染み付いたやり方。時々意図的に初々しい反応をワザとしたりすることもあるけど、自分自身で射精管理できた。
まぁ、そこには、清史郎さんとのセックスで前を弄らないで中だけでイケるように体がなってたから、前を縛られて射精管理されてもそんなに苦にならない。僕にとっては、前でイクより、中で相手にイッてもらえれば僕も中でイけた。
僕にとってSEXとは、相手の反応で気持ちよくなるもの、吐精はドライイキの次って感じだった。
百目鬼さんは、キレて乱暴なセックスするくせに、血は見たくないみたいで、必ず蕾を十分に解してぐちゃぐちゃにしてから、相手が挿れて欲しいと懇願するように泣かせて、さらには挿入した後も、何度もイかせてイキ狂わせて泣かせるのが、彼のセックスのやり方。百目鬼さんは相手に懇願されることで、求めてもらえてることが快感に繋がるタイプ。
口が裂けても言えないけど、僕と百目鬼さんのSEXは、完全に百目鬼さんの方が優位。
なのに百目鬼さんは、付き合い出してから、少しづつSEXのやり方が変化してきて、乱暴だった部分が、甘くなり始めていた。だから、僕は百目鬼さんとSEXしてると失神するようになった。
はっきり言って、これ以上甘くなられたら、僕は太刀打ちできない…。
ただ、唯一の救いは、百目鬼さんは頭固だから、応用力やバリエーションが弱く、百目鬼さんの方が優位だと気づいてない…
これに気付かれたら僕はたまったもんじゃない、今下半身舐められてるだけで頭吹っ飛びそうなのに!!これ以上なんて無理!!
なんとか主導権を取り返さないと…
百目鬼「使ったのは玩具だけか?退院してから誰かに触らせたのか?誰かとヤッたか?」
マキ「あっ、あっ、擦るのやだぁ…やめ…喋れない…んふッん…」
百目鬼「…確かに、蛇口壊れたんじゃないかくらいビショビショだな…」
先っぽから、とろとろ後から後から溢れる蜜を、百目鬼さんはクスッと笑いながら、やっと止まってくれた。
マキ「何度もシようと思った…」
百目鬼「…」
マキ「だけど、修二とむつと華南に見張られてて行けなかった…」
百目鬼「あいつらとは何にもないんだよな、触られたとか…」
むつが僕を貰って可愛がるって言ったのが気になってたみたい。
チャンスだと思った、この状況を脱出するには、これを利用しなくちゃ…
マキ「何にも無くはないけど…」
百目鬼「は?」
マキ「一緒にお風呂入ったし、洗いっこしたし。むつや修二とは比べっこしたりした。むつは胸が小さくて筋肉質なのが悩みで、僕みたいにぷっくり柔らかくてピンク色のが良かったって羨ましがって…」
百目鬼「ッ!!」
マキ「それぐらいで、誰ともシてないよ。だから我慢できない、百目鬼さんが欲しかった。百目鬼さんのおっきいの今すぐ頂戴♡」
百目鬼さんの嫉妬と理性を刺激して状況を変えようとした。案の定。〝ブチッ〟と綺麗に音がして、百目鬼さんの瞳がギラッと光る。
百目鬼「ックソ!」
弄くり回してた蕾から指を引き抜かれ、百目鬼さんの滾ったものが押し当てられる。
久々の感触に、少しだけ緊張しながら、その待ち望んだ昂りは僕を正常位で貫いた。
マキ「あぁアアッ!!」
玩具では感じられない滾る熱と質量。いっぱいまで広げられて、指じゃ届かない奥の奥にズンと突き刺さる。
マキ「んはぁあ…あっ、あっ、熱いぃ…」
百目鬼「クソッ!」
マキ「あんッ!イイッ!…大っきいのいっぱい…んふぅ…イイ!…ああッ!!」
百目鬼「チッ!!」
気持ち良すぎて、百目鬼さんのをこれでもかと締めつけて、百目鬼さんに突き上げられ、翻弄されまいと腰を動かした、百目鬼さんにばかりやられてたんじゃ、僕は持たない、触れてもらってるだけで、百目鬼さんのが入ってるって思うだけで、今にも飛びそうな理性を繋ぎ止め。百目鬼さんが優位に立たないようにキレさせた。
マキ「あっ、あっ、あはぁあ!」
百目鬼「クッ!…マキ…こんなことばっか慣れやがって…、淫乱が…、チッ」
激しく突き上げられて体は下半身から溶けだすけど、百目鬼さんに絡みついて、一緒に絶頂へと向かいだす、百目鬼さんは、僕をイカそうと、耳元で名前を囁いて反撃してきた。
百目鬼「マキ…、マキ」
マキ「あっ…百目鬼さん…百目鬼さん…」
油断した…。煽ったのは僕なのに…
マキ「百目鬼さん…百目鬼だ…」
縋り付いて隠しても、百目鬼さんに見つかってしまった。その雫が、百目鬼さんのが肩を濡らしてしまう。
百目鬼さんは僕を抱きしめかえし、ギュッとしてくれた。嬉しくて一層絡みついてこのまま溶けてしまえばいいと思ったら、百目鬼さんは聞こえたみたいにピストンを早め僕に深々と入り込んで、最奥へとその熱を注ぎ込む。
熱い熱いものを注ぎ込まれて、僕も達した。2人の間に僕の熱が広がり、僕の心にも熱い気持ちが広がり満たされる。
マキ「……」
余韻にトロンとしていたら、突然、百目鬼さんが僕をソファに押し付け足を更に開かせる。
百目鬼「あぁッ、クソッ!!」
マキ「ふえ!?」
吠えた百目鬼さんは、イッたばかりなのに再び僕の中を暴れまわる。
マキ「アアッ!!あっ!やっ!何!?」
百目鬼「チッ…可愛らしく泣いて締め付けてくるからイッちまったじゃねか」
マキ「やっ!!何言っ…あはぁッ!…ッあん!」
百目鬼「一回出したから中グチョグチョで攻めやすくなったしな。覚悟しろよ」
マキ「あっ!えっ?!やぁああッ!?」
百目鬼さんは僕をソファのコーナー部分におい込んで体を固定し、ガンガン突き上げできた。さっきのがワザと煽ったってバレバレで、反撃とばかりに追い込んで、更には僕のイッたばかりで柔らかいそれを掴んでゆるゆると育てだす。
マキ「あはぁあ!!…待って!」
百目鬼「待たない」
マキ「自分で扱くから!」
百目鬼「嫌だ」
マキ「ガンガン掘りながら前弄っちゃ駄目!!」
百目鬼「煩い、煽ることしか言えないなら塞いでやる」
あろうことか、痺れるような情熱的なキスで口を塞いできた。
マキ「んふぅーーーー!!!」
濃厚なキスで溺れさせられながら、前も後ろもぐちゃぐちゃに犯されて、目眩すら覚えるのに、百目鬼さんは更に僕を引っ張り起こし、そのまま抱えん込んで来た。
マキ「んうッ!…んんぅーー!!」
深々と繋がったそこを、下からガンガン攻められて、離すまいと腰を抱かれ、繰り返される濃厚なキスにクラクラして狂わされる。
マキ「ああッ!あん!…どぉめきさ…」
百目鬼「マキ……。クソッ…」
目眩がしてトロトロになっていく…。
僕が出来るのは百目鬼さんの瞳を見つめること、百目鬼さんが気持ちよさそうに息を切らせて熱い眼差しで僕を見つめてくれるのを、ただ見つめ返すだけ…
マキ「ふぁあ…、どぉめきさぁ…」
百目鬼「マキ…、そんな風に見つめてると、止まらなくなる…」
マキ「やっ…」
飛びかけた思考回路で、百目鬼さんに強くしがみついた。
やっと、戻ってこれたのに…
マキ「止めちゃ…いや…」
百目鬼「ッ…、お前は…」
マキ「やだよぉ…」
やっと許してもらったのに…
やっとこの腕に戻ってこれたのに…
離さないで……
百目鬼「…。素直なお前は凶悪だな…。可愛くなり過ぎるな…監禁だけじゃすまないぞ、……ベッドから出してやれなくなる」
僕にとってそれは…、嬉しいだけ…
気持ち良すぎてジーンと頭が痺れて余計なことなど考えられないから、百目鬼さんの言葉がそのまま僕の中に溶け込んでくる。まるで惚れ薬を飲んだみたいな百目鬼さんの言葉に、夢の中にいるみたいで、ほとんど飛んでた理性がついに溶けて消えていく。
僕は百目鬼さんに溺れて酔いしれ、とろんととろけた瞳で、自然にふにゃと微笑んだ。
マキ「…うん…閉じ込めて…」
百目鬼「馬鹿がッ!…………」
マキ「アッ…ん……」
百目鬼さん…
百目鬼神さん……
好き過ぎて僕もいつも訳が分からなくなって取り乱してるよ…
百目鬼さんもそうなら…
僕たちお揃いだね…
百目鬼さん…大好き…
僕は、百目鬼さんが、大好きだよ…………。
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