アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
〔裏番外〕狂愛??<純愛30
-
.
〔裏番外〕狂愛>??<純愛
??????????????????????????????????????
翌朝。
マキ「わーい♪♪プリンがいっぱ?い♪♪」
マキは、テーブルに俺の買ってきたプリンを並べてすっごいご満悦。
百目鬼「お前、それ全部食うのか?コンビニのデザートなんかより、雪哉の作った美味いケーキがあるぞ」
マキ「僕プリンが良い♪百目鬼さんが僕に買ってきてくれたんでしょ♪僕が全部食べたい♪ふふふっ♪一口づつ味見させてあげるね♪♪」
プリン全部大事そうに抱えて嬉しそう。
ああ、笑顔が見れた。買ってきて良かった…
百目鬼「あー…その、プリンアラモードは俺が食うよ。落としたからグチャグチャだろ…」
マキ「やだ?、これも僕のだもん」
百目鬼「でも崩れて見た目悪りぃーし」
マキ「見た目じゃないもん、百目鬼さんが僕に買ってくれたものだもん!僕が食べたいの!」
珍しく、幻覚の猫のしっぽが逆立った。
怒っててもいちいち猫化すんのか畜生。朝からそんな可愛い面しやがって食っちまうぞ!!
今日のマキの朝食は、俺の買ってきたプリン。さすがにそれだけじゃ飽きちまうだろ。
百目鬼「分かった。プリンアラモードと焼きキャラメル香ばしプリンよこせ、変わり種にしてやるから」
マキ「変わり種?」
キョトンと小首を傾げるマキから2つのプリンを取って、6枚切りの食パン2枚重ね、真ん中を箱状になるよう抜いて中にバターを塗りプリンを打ち込む。上に砂糖をまぶしてオーブンで焼き、焼きあがったところにプリンアラモードのフルーツを盛り直してやった。
マキ「はわわわ!?プリンが変身した!!」
瞳をキラキラさせながら、感動するマキは、俺のアレンジしたプリンをペロリと一瞬で平らげた。
マキ「超美味しい♪百目鬼大好き♪♪」
百目鬼「そらよかったな」
興奮状態で喜ぶマキを、あやすようにクールに言って頭を撫でてやりながら、俺の内心はホッとしていた。
はぁー、よかった〝子供の喜ぶ簡単オヤツ〟って本読んどいて…
もっとレシピ増やさないとな…
マキ「美味しすぎて全部食べちゃった♪ごめんね、こっちの焼いてないプリンは一口あげるからね♪」
百目鬼「だから、お前が食いたいだけ食えばいいだろ」
不機嫌に答えても、マキがやりたがるのは分かっていた。
マキ「んふふふ♪僕が百目鬼さんと一緒に食べたいの♪はい、あ?んして♪」
ぐっ…
キラキラおめめで、スプーンですくったプリンを差し出すマキ。
その楽しそうなこと楽しそうなこと。
俺の義兄弟の子供達も、〝半分こ〟を覚えた時は、オヤツを何でも半分こして俺に渡してきたな…。それを断るもビィービィー泣いちまって大変だった。
俺はマキを泣かせたくない、だから仕方なく口を開ける。別に俺があ?んしてもらって喜んでるんじゃあない…。
マキはニコニコしながら「美味しい?」と聞いてくる。毎回そうだが、こっぱずかしくて味がイマイチ分からん…。
無意識に眉間にシワをよせ、不機嫌にモグモグしていると、マキはクスクスしながら次のプリンを準備してまたスプーンを差し出してきた。
マキ「ふふふ♪今度は苺味ね♪」
いつもいつも楽しそうに〝あ?ん〟させてくるマキ。俺はそうゆうキャラじゃねーからやめてほしい…。とは言えず。またしても不機嫌に口を開けることしか出来ず。甘すぎるデザートはいつもいつも味より、その楽しそうなマキを見るためのものに変わってる。
マキ「ふふふ、デザート大好きなくせに、不機嫌なフリしちゃって♪可愛い♪」
いや、可愛いのはテメェーだぞ。
ったく、また足腰立たなくなりたいのか!
何度もムラムラしながら、悟られないように不機嫌に眉間にシワを寄せて誤魔化す。さすがに連チャンで抱きっぱなしはまずかろう。今回はマキの顔をなるべく見ないようにしながら、車で修二の家まで送って行くことにした。
車の中で、マキは急に静かになる。
修二の家が近くなるとモジモジしだし、何か言いたそうにしてた。
もう直ぐ修二の家だ。
百目鬼「何か言いたそうだな」
マキ「…あっ、えっと、えへへ♪…次は、いつ会えるかなって」
百目鬼「なんだ、随分積極的だな」
付き合ってる時のマキは、そんなこと気にした事ない。俺が会う日を決めても大抵「仕事大丈夫?」って聞いてきていたのに…
マキ「…ごめんなさい…」
百目鬼「おい、何で謝るんだ」
マキ「忙しいでしょ…」
百目鬼「お前が会いたいとか寂しいとか言うなら、俺は可能な限り時間作るぞ。今まではそんな風に言ってこなかったから、ちょっとからかっただけだろ」
不安げなマキの瞳。さっきまで無邪気にプリンに喜んでたのに。シュンと項垂れると、やっぱり悲しさを倍増して表すように、猫耳としっぽまで現れやがった。
マキは寂しそうにキュルンと上目遣いで俺を見ながら、胸元のシートベルトを両手でギュッと掴み、口を尖らせる。
マキ「…だってぇ、監禁してくれるって言ったのに、してくれないから…」
ツッッ??????????????????????
こいつッ!マジで鎖で繋がれてぇーのか!!
アクセル踏み込み修二のマンション前に急行し、1番奥のスペースに車を滑り込ませて急ブレーキ!
マキ「わっ!?」
マキが急ブレーキにガクンと前のめりになったのに驚いた瞬間、俺は自分のシートベルトを外してマキの座る助手席を倒してマキに覆い被さった。
マキ「にゃッ!?どど、百目鬼さん?!なんで猛獣化してるのッ!?」
百目鬼「お前、マジで、俺をキレさせるの天才だな」
目をパチクリさせて驚くマキは、俺をゾクゾクさせて煽りやがる。
間抜けに開かれたその口を、容赦なく貪った。
マキ「ふえッ!?ムンンッーー!!んうっ!?」
今直ぐマキを閉じ込めて、俺だけのものに出来たなら…。
そう思いながら、現実はそうはいかない。
人が折角我慢してんのに!どうしてこうも簡単に煽るんだ!!
マキ「んんッ!!うんんっ!!」
狭い車の中で、俺に両手を押さえ込まれ、マキは俺にやられたい放題口を侵されてビクビク感じまくってる。
昨日散々シたのに、元気になっちまってる息子と、散々弄り倒して赤く実った2つの果実が可愛らしく尖ってやがる。
マキ「んはぁッ!ダメっ!やぁんんん…、ここ…んっ、修二のマンション!」
百目鬼「お前が誘った」
マキ「違っ…んんふぅ!!んっ!んぅ」
百目鬼「まだ足りないんだろ?」
マキ「ち、違うよ!僕は…」
ードンッ!!
突然、助手席の窓ガラスが殴られた。
見ると、それは鬼の形相でなぜか引っかき傷だらけの顔のむつだった。
むつ「マキが嫌がってんだろ!!このケダモノ!!」
マキは嫌がってんじゃなくてヨガってんだクソチビ!!
むつは、昨日マキがフラフラで帰ったのに、また俺の家に泊まったもんだから、マキの心配をしてブチ切れていた。
今日は歩けるように帰そうと思ったが、今のキスでマキは腰砕け、車から降りたマキは、またしてもフラフラしてた。
むつ「マキ、大丈夫か!」
マキ「ふにゃ…らいじょうぶれす」
むつ「全然ダメじゃんかッ!!」
むつは、フラつくマキを支え、俺をギロッと睨みつける。
むつ「百目鬼テメェー!こいつの負担も考えねぇーで、2日連続でメチャクチャしたんだろ!」
百目鬼「…」
確かに…負担だと知りながら、歯止めが効かなかった。
この2日、マキは馬鹿みたいに恥ずかしがったり照れたり…まるで俺とSEXするのが初めて見たいな初々しい反応に大人気なくも盛ったのは事実だ。
むつ「ッ何澄ました顔してんだ、このケダモノが!」
マキ「むつ君、怒っちゃ嫌♪♪百目鬼さんは僕が強請った分だけたっぷりシてくれたんだ♪、フラフラなのはとっても気持ちよかっただけだから♪♪」
むつ「はあッ!?」
マキ「むつ君も頑張ってテクニック磨いて、修二をメロメロにしてね♪♪」
むつ「んだと!俺はテクニックついたし!修二はいつでもメロメロだ!!」
マキ「ふふっ♪、どうかな?まだ修二に潮吹かせたことないでしょぉ♪」
むつ「ぐ…」
ーバシッ!!ベシッ!!
盛大な音が響いて、マキとむつの頭が叩かれ、むつが振り返る。そこには真っ赤な顔でご立腹の修二とニヤニヤする華南が立っていた。
修二「君達!なんつー話をしてるの!!」
激怒する修二に、むつは口を尖らせて拗ねる。
むつ「だってよぉー、まだ俺が修二をメロメロにできてねぇって言うからよ」
修二「もう!黙って!!」
ピシャッと怒られて、むつは肩を上げる。躾のなってない珍獣相手に、修二は毎日大変そうだ。
しかし、あんな感じやすい修二に潮吹かせられないなんて、クソチビはテクニックがないらしい…。
…そういえば、まだマキに潮吹かせたことなかったな……。
そんなことを心の中で考えていたら、むつが修二に怒られててマキを支えてた手が離れた、瞬間マキがフラリと傾く。
危ない!
直ぐに手を伸ばしたが、マキの体は華南の腕に支えられた。
華南「大丈夫かマキ」
爽やかなイケメンスマイルでマキを支える華南に、イラッとする。
マキ「ありがとう華南」
フラつくマキは華南の腕にしがみついた。
チッ!離れろ!
華南「いっぱい構ってもらえて良かったな」
触んな!
マキ「えへへ♪♪華南に聞いてもらえたから頑張れた♪♪」
華南に向かって、へにょっと照れ臭そうに笑ったマキに、俺の腸がグツグツ言い始める。大人気ない大人気ないと唱えても、華南がマキに触れてるということが我慢ならない上に、その無防備な照れ顔!
やっぱ、華南やむつにまで心を許してやがる……俺のなのに…
華南「こいつもお前のこと待ってたぞ」
そう言った華南の腕の中に、逆毛が立った目付きの悪い子犬がいた。
は?待ってた?犬?
犬を見た瞬間。むつの顔の引っかき傷はこの犬のせいかと思いながら、俺は次に起こったことに目を丸めた。
マキ「ああん?ただいまぁ?寂しくなかった?ママが帰ってきましたよ?」
ママッ!?
マキは驚くほど嬉しそうな顔してその犬を抱きしめた。心なしか、?が飛び交ってるのが見える…。
「クゥーンクゥーン」
マキ「ふふ♪寂しかったの?華南にいっぱい遊んでもらった?ふふっ♪♪舐めたら擽ったいよぉ?」
何なんだ!
何なんだ!その犬!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
784 / 1004