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22〔裏番外〕ゆくえ……
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寝室に行ってしまったマキを追うように、寝室のドアを開けると、マキはすでにベッドに入り込んでタオルケットを頭から被って丸まってた。
うっ…。怒ってる?…。
こんな態度初めてだ。
頭までスッポリ。
ますますミケっぽい。
百目鬼「マキ…、すまん、俺はまたなんか怒らせるようなこと言ったか?」
マキ「…何も怒ってないよ」
怒ってないなら何故タオルケットを頭まで被って丸まってる?いつものマキならヘラヘラ答えるくせに。どこか拗ねたような声。拗ねたり怒ったり、最近見せはじめた新しい感情。見れて嬉しいんだが、クソ可愛いからやめてほしい…。
ベッドのヘリに腰掛け、こんもりしてるマキの頭らへんに手を置くと、マキがビクッと反応した。
百目鬼「言いたいことがあるなら言ってくれ」
マキ「…無いもん」
もんって、そんな言い方で無い訳ないだろ。
百目鬼「今朝からなんか言いたそうだったな」
マキ「無い」
百目鬼「無い訳ないだろ、顔見せろ」
抵抗するのを無理やり被ってるタオルケットを剥がすと、顔を赤くして欲情した、卑猥なオーラのムンムンのマキが顔が現れた。
百目鬼「ッ!。キスだけでそんなになったのか?だから抜いてやるって言ったろ」
マキ「ヤダよ!僕だけなんて、神さんがシないならシない」
顔を隠しながら、ツンと拗ねた声。あのアヒル口で言ってるのかと思うと、へんにこっちまでゾクゾクする。こうやってマキの仕草一つ一つに獰猛な猛獣が刺激されて、キレそうになる。
魔性が今更何言ってやがる。
百目鬼「は?今までは、散々俺がダメだって言ったって迫って跨って脱いでただろうが」
マキ「ごめんなさい、もうしないから」
百目鬼「いやいや、俺は怒ってる訳じゃない」
…と…もしかして。
百目鬼「………俺が、怖いのか?」
やたらと謝ってくるマキ。もしかして、不安そうなのもみんな俺のことが怖くなったからか?
マキ「違うよ!怖いなんて思ったことなんかない!違くてさ…、そういうのやめようと思って…」
百目鬼「どういうの?」
マキ「だから!……、跨ったりとか、押し倒したりとか……」
百目鬼「お前が?今更?」
マキ「ッ……」
しまった…。マキが押し黙って俺を見なくなった。
なんか言わなきゃ、なんか言わなきゃ…
百目鬼「………。何故そう思った?俺には我慢するなとか言う癖に」
マキ「…………それ、言わなきゃダメ?」
マキは困った顔して俺を見上げる。
恥ずかしそうに寄った眉間のシワが可愛くてついつい手が出そうになるが、せっかくまともに話せてるんだからこのチャンスを逃したくない。俺は上がってきた熱を払うように真剣にマキを見下ろした。
百目鬼「ダメだ、俺に分かるように説明しろ」
マキは観念したように、一つ息を吐いた。
マキ「…神さん、そういうの嫌でしょ?」
百目鬼「は?今までなんども跨ってきたのに何言ってるんだ?」
マキ「だから、神さんの好みって、純情系だから、襲い受けとかじゃないでしょ?」
百目鬼「何の話だ?」
マキ「神さんの好みのタイプの話」
…。こいつはまた。おかしなことを考えてやがるな…。
百目鬼「俺はそんなこと一度も言ったことないぞ。女装してる時にお前が勝手に言ってただけだろ」
マキ「………そっか。分かった」
百目鬼「待て待て、分かった顔してないだろ」
マキ「もう寝かせてよ」
百目鬼「そんな顔で寝れるのか?勃ってるんだろ?意地張ってるな、俺がヌいてやるって」
マキ「ヤダ」
百目鬼「…咥えない、手でしてやる」
マキ「ヤダ」
あ??なんだこの駄々のコネようは?!
百目鬼「てめぇー!」
イヤイヤ首を振るマキを無理やりベッドに押し付けて足を開かせる。マキは珍しく抵抗して足に力を入れやがるから、こっちもムキになっちまう。
パジャマをめくってそれで手を縛り付け、露わになったツンと尖って赤らむ突起を舐めると、途端にマキの力が抜けていく。
マキ「ふ…ぅ…あっ、ダメっ」
開かせた足に俺の体を押し込んで閉じられなくして、片手でズボンの上からでも分かるくらい主張してるマキのものを撫でて擦ると、マキは堪らず仰け反って喘ぐ。
マキ「あっ…ダメっ…ダメっ」
パジャマのズボンはジュクジュクと濡れた音を大きくしながら硬さを増してビクビクしながら絶頂まじか。
百目鬼「こんなにして、イきたいだろ?」
マキは頑なにフルフルと首を横に振る。
百目鬼「強情だな。なら…」
マキ「ひっ!?…ダメダメ!!」
マキを抱き込んでパジャマのお尻の部分に手を突っ込み鷲づかむとマキが暴れ出した。
マキ「待って!待って!」
慌てるマキを無視して無理やりお尻の肉を割って、ひくついてるだろう蕾に到達した時、これから弄ってほぐそうとした俺の指が、何故かヌルンとした感触にすんなり蕾の中にズブッと入り込んでしまった。
マキ「ああンっ!」
百目鬼「……は?」
指は、マキの中にすんなり入っただけじゃなく、ヌルヌルでトロトロのソコは、すでに解れてて指一本じゃ物足りなそうにうねって締め付けた。
百目鬼「なんでローションついてんだ?」
確かめるように指を増やすと、2本目も3本目も楽々、すぐに突っ込めるくらい広がっていた。
百目鬼「ッ!?そういえば!珍しく一人で風呂に入ったな?!まさか…」
マキ(ギクッ!?)
百目鬼「まさか!!むつに襲われたのかッ!?」
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