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獣vs猛獣+マキ=(化学反応)6
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むつの射るような視線の中。
僕は、神さんの強引で甘やかすようなキスに思考を蕩かされてお腹の下の方がきゅぅぅって切ない。
怒ってるから僕を従わせるように強引なのに、僕の中を貪るその口づけは、甘くて優しくて切ない。
今朝まで散々神さんに可愛がってもらったから、今も続きみたいにジンジン痺れて、男の僕にはありえないことなのに中からトロッと濡れて溢れてきてるような感覚にモジモジ堪らない気持ちになる。
マキ「ッ…んぅぅ……ッ……ダメだよ、百目鬼さ…」
むつに見られてるから、タガが外れないようにするのに必死なのに、神さんは確実で的確に僕が溺れるように仕向けてきてるし!
全身が熱いくらいに火照って、今朝までの溺れた感覚に身体中が敏感に反応しちゃって、僕の意思を無視し始め、かろうじて顔に出さないようにしてるけど、それも何もかも、神さんはお見通し。
百目鬼「なんだ、むつに見られるのは不都合なのか?」
ギャッ!!
この人ワザと耳元で1番いい声使ってきやがったんですけど!!
危なくイッちゃうとこだったんですけど!!
淫乱な欲望まみれの僕の中に残るほんのちょっとの理性をフル回転させて、仕事スイッチに切り替え笑って見せた。
マキ「ンふ♪不都合は無いけど、このまま僕とエッチな事してるのむつ君に見せちゃっていいの?あんなに見せたくないって…」
百目鬼「不都合が無いなら、見せてやればいい、お前が隠してる本当の顔を」
ーゴゴゴゴゴゴゴゴッ
えッ!?
意地悪に微笑んだ神さんの瞳は、怒りに満ちて鋭く光る。
本当の顔を見せろなんて神さんの言葉とは思えなくて驚いた瞬間、神さんは僕のズボンの中に手を突っ込んで今にも爆発しちゃいそうな僕のものを握り込み…
マキ「ひゃァッ、ダメッ!…ッ!?ああッアァ!!」
狼狽える僕の耳を甘噛みしてきた。
耳に歯を立てられた瞬間ビリっと電気が走ったみたいに痺れて、まるでそれを狙ったかのように、神さんはズボンの中で僕の先端にも軽く爪を立てた。
アアァア!!ばかばかばか!!
堪らず表情が崩れて、ズボンの中で神さんの手を汚してしちゃった。
なのに、神さんは止まる気配はなくて、僕の漏らした白濁でヌルヌル僕のものを再び大きくしようと扱き出す。
マキ「やッ!何してッッ…」
百目鬼「今朝までヤってたから、流石にちょっとしか出なかったな…」
マキ「馬鹿ッ…」
僕の出したものでヌチョヌチョいやらしい感触がする。むつにズボンの中が見えるわけでも音を聞かれてるわけでも無いけど、僕にとって弄られたら1番困るところを神さんが意地悪に刺激してくるから、取り繕う力がほとんど無い。
マキ「ど…めきさぁ…もうやめっ…」
百目鬼「まだ強がるんだな、それとももう見せちまったのか?」
マキ「何を…」
百目鬼「魔性マキ様の仮面の下は純情生娘みたいだって…」
ヤバい、目がマジなんですけど…
キレすんの神さんをこれ以上刺激したく無い。キレさせれば、むつに誤解させるのは分かりきってた。
だけど、むつがいつまでも黙ってるわけなかった。
むつ「だからよぉー、テメェーはどんだけ俺とマキをSEXさせてーんだよ。俺はマキとヤッてねぇし、マキは俺たちと風呂以外で脱いだことも触らせたこともねぇって」
百目鬼「風呂でなら触ったのか!」
ぎゃー!!神さんの顔がついに怖くなった。
むつくぅーん!空気読んで!!
むつ「洗いっこしたぜ、あぁ、あと、胸は触ったことあるぜ、マキの乳綺麗ですっげー柔らかいよな」
百目鬼「やっぱ下心があるんだろ」
むつ「だからねーよ。まぁ、マキなら女の子っぽいし、貧乳の女だと思えばスタイルいいからそれなりに頑張れば勃つこともあるかもしれねぇけど。男のマキには勃たねぇし、それに、こいつとそういうことになってもケツ掘られそうでヤダよ。俺マキに勝てねぇし。マキが誰かの下でアンアンドロドロに溶かされてるとか、ましてや生娘みたいだとか見たことねぇよ。マキはいつでもまたがって妖しく笑ってそうだし」
百目鬼「…」
むつ「だからよ、不思議なわけよ。今も嫌々言いながら百目鬼の手から逃げねぇマキが。キス一つで顔真っ赤にして、触られただけでイッちまうとか」
いやぁあー!改めて口にしないでくれませんか!?
それと神さん!もう僕の扱くのやめてぇ!
むつ「すっげー百目鬼のこと好きなんだなって分かるたびに、不思議で仕方ねぇよ。あんたみたいにマキのこと何も分かってねぇ男が好きってマキの気持ちがなぁ」
百目鬼「…俺は、万能じゃない、だから間違えることもあるし、鈍いから気がつかないこともあるが、お前よりはマキを知ってる」
むつ「ア?寝言は寝てから言えよ」
百目鬼「ちゃんと起きてるし、何度でも言う。貴様より俺はマキを知ってる」
苛立った神さんの空いてる方の手が、スルッと服の中に入ってきて左胸の突起を摘んできた。
思わずのけぞって喘いだら、むつがムスッと顰めっ面で神さんを睨む。
むつ「優しくしてやるんじゃなかったのかよ」
百目鬼「触っただけだ。今朝まで可愛がってたんだ、もうシャツが擦れるだけで感じるほど熟れてる」
むつ「余裕こいたみたいな言い方してっけど、あんたのデカ物凶器えげつねぇほどガチガチだけど、1時間も我慢できる訳?」
百目鬼「テメェーみたいなガキと一緒にすんな」
むつ「はあ?そんな今にも噴火しそうなギラギラした目ぇしてよくそんなでけぇこと言えるなぁ」
百目鬼「怖い顔は生まれつきだ」
むつ「…。なら見してみろよ、本当にマキを傷つけずに1時間我慢できんのか」
えっ!?
百目鬼「挑発してるつもりか?」
むつ「あんたは俺にマキのこと知らないって言ったけど、俺はあんたに見せないマキの顔を知ってる」
百目鬼「…」
ちょっと待ってむつ君何を言うつもりッ!?
むつ「マキが純情可憐なんてとっくに知ってんだよ。こいつお前が出張の間ずっとお前の話ばっかしてるぜ」
マキ「ちょッ!むつ君何言ッ…!!…」
むつの突然の暴露を止めようとしたけど、僕の口は神さんの大きな手に塞がれた。
そして低い低いその低音が、僕の耳元に落ちてくる。
百目鬼「で?」
怒りとも、イタズラっぽく笑ってるとも言えるピリッとした神さんの声に、むつは自分がまるで買ってると自信たっぷり暴露した。
むつ「あんた知らないだろ、マキはメッチャ寂しがりやなんだ。あんたと喧嘩した時とか忙しくて構ってもらえねぇ時ほど、あんたの話が増えて窓の外なんか見て黄昏てやがるんだぜ、『神さん何してるかなぁ』とか乙女なこと言いやがって」
マキ「ん¨ん¨ん¨ん¨ん¨ーーーーー!!!!」
むつーーー!!
やめてぇーーーー!!!!
むつ「それにマキのやつ、朝起きる時とか、お前のこと探して寝呆けるんだぜ。俺なんかサイズが違うってポイッてされたんだかんな」
馬鹿馬鹿馬鹿アアァア!!!!!
百目鬼「他には?」
むつ「他にもなぁ…」
止めて黙って!!
むつ君の馬鹿アアァア!!
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