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獣vs猛獣+マキ=(化学反応)7
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どんなに叫んでも、どんなに暴れても、大きな神さんの腕の中で抑え込まれて僕の羞恥の悲鳴は消えていく。
恥ずかしい事実を次々と暴露され、耳を塞ぎたいのに塞げない。嫌なのに、こんなことバラされて嫌なのに、大好きな神さんに抱き込まれて体はその温もりに喜んじゃうし、下半身を悪戯に弄ばれて快感に力が入らないし、神さんはそんな僕の状況とむつの暴露する無防備な僕の話を聞いてジェラシーを滾らせた低い声をワザと僕の耳元で囁く。
百目鬼「俺のマキが可愛いのは当たり前だ」
むつ「はぁあ?!お前はマキの可愛いところ引き出し切れてねぇんだよ。俺はマキの可愛い顔知ってっぞ!お前は知ってるつもりで見逃してんだろうが!」
百目鬼「マキが可愛いのは元からだ、だが、てめーの知ってるマキの可愛さより俺といる時のマキの方が可愛いんだよ」
し…ぬ……
誰かこの人たち黙らせて…
むつ「自惚れんなよ!マキがお前の前でだけ可愛いと思うなよ!こないだなんか俺たちといる時は安心するって超ホッとした可愛い顔してたんだかんな!」
百目鬼「ほぉー…、マキはそんなことお前に言ってたのか…」
沸々煮えた嫉妬のマグマと瞳を滾らせて、恐いくらいの笑顔でニッコリ笑う神さんと。
それを知っていながらさらに煽るように自慢げに、〝えっへん、どうだ〟と子供みたいに胸を張りまだまだ黙る気のないむつ君。
むつ「そうだぜ、マキと俺はすげー仲良しな友達だからな、マキはそんなことも俺たちに言ってくれるんだぜ、お前知らなかったろ」
フフンって、得意げに鼻で笑ってるけど、暴露したその殆どが、むつにじゃなくて修二に吐いた弱音と本音の数々。それをさも〝むつに〟言ったみたいに俺に俺にと続けるむつ君…。ちょっともう、お願いだから黙って…
何でこんな暴露大会になってるのかよく分からないし、今すぐむつを黙らせたいのに、僕は神さんに息子ちゃんをいじり倒されてパンツの中グチョグチョで後ろまで滴って濡れまくってウズウズ欲しくてたまんないし、今朝まで抱き合ってた感覚が蘇りまくって身体中が神さんを欲しくてたまんないのに、神さんは僕を抱き込んで意地悪にいじり倒して耳元で沸々怒りを含んだ低い声でワザといい声使って囁きてくるし、体も脳みそも犯されて更に恥ずかしい暴露攻め…
快感と羞恥とグッチャグチャ…
もう、誰かに助けて欲しいのに、そんなの御構い無しのむつ君は更に自慢げに続ける。
むつ「マキは百目鬼に放置されて寂しい時は、ゴロゴロ猫みたいに甘えてきて、いつも膝枕で頭ヨシヨシされながら、ブツブツ新しいエログッズの話やらエロい悪戯について喋ってるけど、寂しいの誤魔化してるだけで本当は構って欲しくてお前に文句言いたくて仕方ねぇんだぞ。だけどマキは、お前の悪口も愚痴も一切言わねぇし、俺たちがお前を悪く言うと庇うんだ、〝百目鬼はんは優しいし、大事にしてくれてるよ〟ってな、何処が優しくて大事にしてんだよ」
すーみーまーせーん!!
誰か今すぐ修二君召喚してむつ君黙らせてくれませんかぁあ!?
だいたい膝枕で頭ヨシヨシしたのは修二だし!!エロい悪戯の話するのは寂しいの誤魔化してるんじゃなくて修二が顔真っ赤にするのが可愛いだけなんだから!それだけなんだから!
勝手に変な解釈しないでよぉぉおおー!!
百目鬼「ふーん、時々おもちゃのサイト見てニヤニヤしてると思ったら、そっちで使うの探してやがったのか」
ハッ!バレてるッ!?
ちゃんと神さんいない時間に見て履歴も消しといたのにッ!
百目鬼「悪りぃが俺はマキを放置した覚えはない。今は繁忙期だ、仕事の時間以外はマキとずっと一緒にいるし、俺は毎日マキを抱っこしてヨシヨシしてるし、キスもしてる」
なぁんのッ言い合いなのッ!?
マキ「ん¨ん¨ん¨ッッッ!!!!」
百目鬼「あぁ、悪い、手が疎かになったな」
とかカッコいい低音ボイス使いながら、僕のを扱く手を早めないで!!!
マキ「ン¨ン¨ン¨ッッゥ!?!」
百目鬼「ズボンの中グチャグチャで、女みたいに後ろまでびっしょりだなぁ…」
そう言いながら、神さんがゴツい指をヌルッと後ろまで這わし、僕は堪らぬ快感と期待に喘いで仰け反った。
マキ「ンフゥッッ!ん¨ン¨…」
百目鬼「あぁ、物欲しそうにパクパク開いちまってるじゃねぇか、でも残念だな、まだ20分も経ってねぇ」
ヒクつく蕾をぐるっとなぞられて、今すぐ突っ込んで欲しくて腰を擦り付けたけど、神さんの手はあざ笑うように引いて入り口と裏筋をヌルヌルいったりきたり。
欲しい…欲しい…
今すぐ神さんの熱いのぶち込んでかき回して!
むつの前なのに頭おかしくなっちゃうよ!!
むつ「百目鬼、テメェはいつもそんなやり方してんのか?」
百目鬼「そんな?」
むつ「女に例えるなんて最低だな」
百目鬼「…俺はお前と違って女に一切興味はない。マキを女と比べてるわけでも女の代わりにしてるわけでもない。マキは俺の男の恋人で、俺の女で、俺のもんで俺だけのもんだって思ってるだけで、マキもそれをちゃんとわかってる」
いや、分かってるけど!!
耳元で低音ボイス響かせてそんなこと言わないでよッ!!
むつ「はぁあ?そんなこと聞いてねぇよ!女みたいに濡れるとか、俺の女だとか言うことが最低だっつってんだよ」
百目鬼「それは、お前がやったら最低だが、俺はいいんだよ」
むつ「ハアッ!?何で俺がダメでお前はいいんだよ!」
もぉ!!どおでもいいから僕の下半身撫でながらそんな話してないでよ!話し続けるならとりあえず神さんの熱いの突っ込んでくれない!?
百目鬼「マキは俺の女扱いされる言葉攻めが好きだからな」
ッ!?
むつ「はぁあ?女扱いされていいわけないじゃん」
百目鬼「元々女が好きだったお前がやったらダメだが、俺は女に一切興味がないゲイだ。だから俺がマキを女みたいに濡れてると言おうが俺で孕めと言おうがマキは傷ついたりしない、むしろもっと感度が上がるし、俺はマキが俺ので孕めばいいと本気で思ってる」
ッッッちょッ…
何てこと言い出すのッ!!
むつ「はぁ?お前子供が欲しいの?」
百目鬼「俺とマキの子なら欲しいな。作れるならいくらでも作って可愛がるさ、何よりマキがそれを望んでる。見えるものを欲しがってる。俺との愛の結晶が欲しいってな」
あ…ッ
あ…ッッ
あ…ッッッ
愛の結晶ってッ!!!!
ワケワカンナイワケワカンナイ。
神さんは中指でかき回してくるし
気持ちよくて欲しいのにくれないし!
むつ「……、やっぱあんたマキを大事にできてねぇじゃん。見えるもんが欲しいなんて思わせるほど寂しがらせてるじゃんか」
百目鬼「…、悪いが、お前が何でこんな回りくどいことしてるか俺は気づいてるぞ、だが、それをお前の前で披露してやる気はない」
むつ「……」
?
何?
アアッ!
もう考えらんないよぉ。
中弄られてイッちゃう!
百目鬼「だが、俺はお前が考えてるような甘さはない。マキを閉じ込めて誰にも見せたくねぇくらいに思ってるし、マキを縛り付けて窒息させるなんて過ちは犯さない」
むつ「回りくどいのはどっちだよ、そんなきめーこと言ってばっかだから、マキが不安がるんだろうが、男ならストレートにはっきり言えや!」
ンンッ…
ヤダ…
むつ君の言ってること聞きたくない
もう1人でイクのヤダよぉ…
馬鹿馬鹿馬鹿!
百目鬼「貴様の前で聞かせてやるつもりも安売りするつもりもねぇ」
むつ「ア¨?、お前、まだこだわってんじゃねぇの?俺が修二を盗ったみたいに、次はマキを奪い盗るって」
ッ!?
百目鬼「口には気をつけろ。修二のことは関係ない」
むつ「はあ?いつまでも気にしてるのお前じゃねぇの?修二を盗った俺にムカついてんだろ!だから俺とマキの間を疑ってばかりいるんだろ!」
……。
修二を盗ったむつだから…
百目鬼「…」
あっ、神さんと目が合った…
凄く眉間にしわが寄った…
修二を盗られて悔しかったよね。全部僕が原因なんだけど…。修二のことずっと好きだったのに…
百目鬼「マキ」
マキ「…」
百目鬼「そんな顔するな。クソチビの言ってることはただの戯言だ。意地悪はやめるから俺だけ感じてろ」
言われた次の瞬間、撫でるだけだった神さんのゴツい指が僕の中に入ってきた。
マキ「アアッ!ぁぁ…」
望んだ刺激に全身がゾクゾク震える。一瞬落ちた影が吹っ飛んで、神さんの強い眼差しと神さんの指に意識が持ってかれて理性が弾けた。
マキ「じ…ん…さぁ…ぁぁ…」
百目鬼「一本じゃ足りないな、増やしてやる」
マキ「はぁあアアッ…、も…挿れて……」
百目鬼「まだダメだ、今朝までの名残で柔らかいが、お前の望む奥に欲しいならもう少し蕩けてからな」
マキ「やぁ…ぁ…、もう…欲し…挿れてぇ…」
百目鬼「このクソバカチビを退治してからな」
マキ「や…ぁ…、も…頂戴…」
急に優しくなった神さんが、僕の頭をヨシヨシしてくるけど、益々切なくて欲しくて堪らないのに、神さんは丁寧に僕の中を解して広げる。
百目鬼「おい、クソ馬鹿アホチビやろう」
むつ「……なんか色々増えてんな」
百目鬼「俺を試すのはいいが、そのやり方は絶対にすりな、マキの前で、修二を引き合いに出すんじゃねぇよ」
むつ「…」
百目鬼「お前はやっぱ何も分かってねぇ、聞きたいなら聞かせてやるよ。俺はマキが好きだ。テメェーなんかに確認されなくても、どっぷりマキにハマってんだよ」
むつ「だったらもっと好きだって言ってやれよ」
百目鬼「やっぱテメェはクソ馬鹿阿保チビ鈍感やろうだな」
むつ「ふざけてんのか」
百目鬼「マキは人に速されていった言葉なんか益々不安になるだけなんだよ」
むつ「…」
百目鬼「お前が見てぇのは、俺にメロメロにされてるマキじゃなくて、俺がマキと同じかそれ以上ちゃんと好きなのかどうかだろうが、お前に探りを入れられる筋合いはない。それに、俺がお前とマキの中を嫉妬すんのは、修二は微塵も関係ぇねーんだよ。俺はマキを独り占めしてぇから嫉妬してるだけだ」
むつ「は?ガキか?」
欲しいのに…
神さんが欲しいのに…
あぁ…
もう何も聞こえない
この2人が何言ってるか分かんない
マキ「じんさぁ…ん、神さ…ん」
百目鬼「ん?欲しいのか」
マキ「もう…指や…、も…中を欲しい…」
グチャグチャで神さん欲しくてたまんないのに指しかくれない。指でも気持ちいいけど、神さんの熱いの欲しいのに…
恥ずかしいことばっか言われて頭おかしくなっちゃったよぉ…
むつ「…もう挿れてやれば?」
百目鬼「まだ1時間経ってなぞ。そもそもお前が焦らせって言ったんだろ」
むつ「マキが可哀想だろ」
百目鬼「…」
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