アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
無自覚は俺たち〜むつ〜
-
信じられない…
こんな小学生みたいな面して、おどおどしたガキが何であんな手慣れてやがるんだ。
薬による熱が引ききったわけではないが、2度目の射精に少し冷静さを取り戻した。
むつ「お前、なんなんだよ」
つよしは隣のスナックで手を洗い、濡れタオルを用意してきて、むつの前を綺麗にしていた。
つよし「す、すいません」
むつ「聞き飽きた、説明しろよ、何であんな手慣れてんだ」
つよし「…あの…兄も…ゲイで…色々教わりまして…それで…」
ゴニョゴニョ答えたつよしに、さっきの発言を思い出す
あ、そういえばこいつゲイだって言ってた…こいつが?こんな顔で男好き?
前を拭き終わり、再び上着でむつの下半身を隠す。
つよし「とにかくコレを外しましょう」
再び手錠と対峙したつよし、スナックの方へ行った時、何やら色々物色したようで、むつの頭上でガチャガチャ聞こえる。
むつ「お前、男好きなの?」
つよし「…はい」
むつ「ふーん、お前やっぱ掘られる方?」
つよし「…あの、答えたくありません」
むつ「なんで?」
つよし「な、なんでって」
むつ「別にいいじゃん」
つよし「そんな事聞いて気持ち悪くないんですか?」
ーバチン!ジャラジャラ
金具が外れ、床に落ちて派手な音を立てた。
むつの手には手錠が着いたままだが、動けるようになっただけ、だいぶましだ。
つよし「よ、よかった、…手錠はやっぱり鍵がひつよ…え?」
つよしの視界がグルンとして、天井が見える。
むつ「気持ち悪くはねぇーなぁー」
体温の高い手がつよしの額の前髪を押し上げ、エメラルド色の瞳が現れ開けた視界に、馬乗りのむつが、舌舐めずりしてギラギラ光る目で見下ろしているのが映る。
自分が押し倒されたんだと時間をかけて理解したつよしは青ざめた。
つよし「あ……ぁの…」
むつ「その面でヤりまくり?」
つよし「あ、ち、違う」
むつ「兄貴に教わったんだろ?」
つよし「ちがっ!お、教わったのは1人でするやり方で…」
むつ「じゃ、本番は、そこら辺の奴と?」
つよし「そ、そういうのは好きな人とするんですよ!!男女と変わらないです!」
むつ「好き?」
つよし「ぼ、僕は男の人しか好きになれないだけで、普通に恋したりします」
むつ「恋?男に?」
つよし「…り、理解してもらわなくていいですけど…だ、誰とでもするなんて思って欲しくないです…す、好きな人じゃなきゃできません…」
むつ「勃ちゃ誰とでもできるだろ?」
つよし「ひ、酷いです」
エメラルド色の瞳が涙で潤み、つよしが酷く傷ついた顔をした
こいつも修二みたいに抵抗スタイルか?
体に残る熱が酷く思考力を奪う。
目の前の怯える小さい体を可哀想だと思えずに、むつはつよしのものを握った、「ヒッ」と喉の引きつるような声を出したつよしはもう泣きそうだ。
……ん?
むつは萎えてるつよしのを握りながら、自分の中の違和感に気がついた
…あれ…俺
熱で昂ぶる脳が正確に違和感の正体をを掴めない
つよし「…むつさん…僕は…好きな人じゃなきゃ…」
ついに涙が頬をつたい出したつよしとむつの上に、デカイ影が覆いかぶさる。
華南「そうだぞ、むつ」
華南?
華南「浮気するなよ」
はい〜??
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
56 / 1004