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俺たちの恋心〜華南〜6
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えっ!!??
修二が消えた!?
あの体で?
って、逃げられるわけない、鎖が付いて…
いつ?いつから意識を?
一瞬
むつとのセックス中に修二が消えたのが頭をよぎり、今の状態に目がいく。
椅子に拘束されたてるとはいえ、マキに突っ込んで、マキのを扱いて、はたから見たら完全に俺がマキをヤってる図だ
ゾワリ
華南の中でヒヤリとした黒い物が渦を巻いた。
脳裏に、つよしに馬乗りになってたむつを思い出し、その時の嫌な感情も一緒に思い出され、自分の中の血の気が引くのが分かった。
修二やむつからしたら、俺の心の葛藤は関係無い…これは立派な浮気現場だ、イってないからセーフとか俺にその気がなかったとか、無理やり乗られたんだとか、きっと2人には関係無い…………
……ってか…2人は……そんな風に『嫉妬』とか、してくれるんだろうか?
…修二は…
マキ「ふふッ…」
華南が修二を目で探しながら頭の中でぐちゃぐちゃ考えていると、耳元で微かにマキの笑い声が聞こえた、マキにどいて欲しくて胸を押し返そうとしたら、マキが華南にだけ聞こえる声で囁く
マキ「小さくなっちゃった…、何考えてたら萎えちゃったの?」
華南「っ…」
するとリオが、ベットに繋がれた鎖をたどって修二の居場所を突き止める
リオ「なーんだ、おどかすなよ」
リオの声にハッとして、リオの見ている場所に目をやると、ベットの脇にあったテーブルの横の影で修二が持たれてぐったりしていた。
修二が消えた、なんて、鎖が繋がれていてできるはずもない。
リオ「鎖が繋がってるのに、隠れようとでも…!!」
余裕たっぷり喋っていたリオが、突然言葉を切って修二に駆け寄り、修二が手にしていた物を奪い取った。ぐったりしたままの修二は抵抗する暇もなくあっさり手の中の物を奪われた。
リオ「危なっ…また壊されるとこだった」
修二「っ…」
リオが奪い返したのは、さっきまで修二を撮影するのに使っていたリオの携帯。
リオは中身を確認するために携帯を操作して見ると、データは消えていなかった。
リオ「はは、動画を消そうとでもしたの?残念、修二の色っぽい姿はちゃーんと残ってました」
修二「…」
リオ「心配したんだよ、いきなり失神しちゃうから」
リオはいやらしい手つきで修二の右の太ももを撫でると、修二がビクンと跳ねる。
修二「あ!」
リオ「さっきイけなかったもんね」
修二「あぁ…やっ」
太ももを撫でた手を滑らせて、修二が力無く喘いだのを見てニヤリと笑う。
リオ「修二、僕、華南のこと貰うことにしたから、君はここで寝てていいよ」
修二「!」
虚ろな修二の瞳がわずかに鋭くなり、リオはその表情を満足そうに見下ろす。
だめだ、リオの奴まだ正気じゃねー!
ちきしょうそれならそれでいつまでも修二に触ってねーでこっちこいや!
華南「おいチビ!修二に触んな!」
リオ「ん?僕より修二がいいの?」
華南「お前がいつまでもそっちかまってんじゃねーか!」
リオ「…マキとイチャイチャしてたくせに」
華南「俺は動けねぇーだろうが!」
マキ「酷い、僕をけがしといて」
華南「おめーが跨ってきたんだろうが!!」
マキ「あれ?僕だけイったから怒ってるの?」
華南「ちげーし!」
リオ「仲良しだね」
華南「ちげーし!」
リオ「華南は美人系が好み?僕みたいな小柄なのはタイプじゃない?」
いや基本的にむつと修二以外の男はごめんだし
リオ「大丈夫、僕なしじゃいられないように仕込んであげるから」
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