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俺たちの秘密〜華南〜
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俺に弄られてイきそうだったんだろう。前かがみの修二が俺の背中を熱っぽい切なげな目で見てるのが分かる。
華南「着替えないの?修二」
修二「…着る」
振り返った俺に、小さく答え、ベッドの脇に置いた自分の服を取ろうとして身をのり出す。
修二「…」
華南「…修二、何でも言葉にしないと伝わらないぜ?お前のお願いなら何でも聞くよ?」
修二「…」
修二は俺の魂胆に気づいているから、キュッと下唇を噛んで言葉を呑み込む。
華南「エッチなお仕置きされると思った?それじゃあお前は反省しない。むつより厳しいお仕置きしてやるよ」
修二「…」
俺が不敵に笑うと、修二は厳しい顔つきで俺を見る。
華南「やって欲しいことは言葉にしないとやってあげないの刑」
修二「…」
俺の言葉に修二がパチクリ瞬いた。
修二「…それがお仕置き?」
華南「そうだぜ、この刑の恐ろしさをわかってないな」
修二「僕ちゃんが言わなきゃ何もしないんでしょ?」
華南「違うぞ、俺は好きなようにする」
修二「何だそれ…」
可笑しそうにため息した修二。しかし、そんなのは今だけ。
華南「お前が投げ出そうとするな、お前が思ってるほど心は簡単じゃない、お前が投げ出すと、俺やむつも同じことするぞ?」
修二「ッ…華南はズルい」
華南「ん?修二が先にずるい事するんだろ?修二が考えてるほど、修二は簡単じゃない、心と体は別ものじゃない、体を投げ出して傷つくのはお前だ、お前が傷つくとむつと俺が泣いちゃうんだぞ。投げ出す前に言ってみろ、どこにいたい。何して欲しい?言葉にしたら俺とむつが叶えてやれる」
修二「…」
修二は、苦悩するように痛むように顔を歪ませる。それでもなんでもないと微笑もうとしていて、その微笑みは泣いてるみたいにぐしゃりと歪む。
修二が痛みから逃げるために投げ出すのは分かってる。俺だったら、修二みたいに自分の中の怒りを沈めることは出来ない。修二は、暴行を加えた人間を恨むのも、百目鬼を憎むことも、助け出されなかった苦痛も呑み込んで、自分のせいにすることで整理をつけた。そこをほじくり返して考えを改めろとは言わない、けれど、この先も同じでいられちゃ困る。
華南「着るんだろ?手伝ってやる」
タンクトップを拾ってやり、ベッドに座ってる修二の後ろにピッタリくっついて抱き込む。
華南「髪、邪魔だな、ゴム持ってねーの?」
修二「…あるよ」
修二が手首の髪留めのゴムを取って結ぼうとしたのを、後ろからゴムをうばって、肩にかかる髪をこめかみから耳の上をなぞって後ろに束ねると、修二がビクッと前に逃げた。
修二「ちょっ…ちょっと!くすぐったいよ!」
華南「あー、悪りぃ悪りぃ、人の髪とか結んだことなくて加減が…」
修二「自分でやるから」
俺の意図が分かってる修二はムッとして手をだす。俺はニヤニヤしながら、ゴムを渡してやると、修二はいつものように後ろで束ねてからクルッと巻いた。
修二「服貸して」
華南「手伝ってやるから逃げるなよ」
修二「いらない」
華南「いいから遠慮すんなよ」
修二の腕を強引に引っ張って、背中から抱き直す、ランニングの右腕を通す穴を大きく広げ。
華南「はい、まず右手」
俺の行動に、修二はため息交じりに右手を出した。右手がランニングを通過する時、指先でわざと修二の腕をなぞる。
修二「ひゃっ!」
驚いて修二が手を引っ込めたのを見て、俺は修二の耳に1番いい声で囁いた。
華南「どうした?修二」
修二「あッ!」
弾かれたように顔を遠ざけようとした修二の体を抱いて押さえつけ、顔が逃げたことで目の前に現れた首をベロリと舐め上げる。くすぐったさに首を縮め睨む修二を、逃がさないようにして至近距離で再び囁く。
華南「修二、大人しくしてろよ」
修二「やっ、耳元…」
華南「着るんだろ?〝しゅうじ〟」
鼓膜を犯すように低い声を響かせて、吐息をわざと耳にかけると、修二は小刻みに肩を震わせた。
修二「ちょっとやめッアぁッ!!」
うなじを甘くはんでなぞる。
修二はうなじが弱いから、甘い声で鳴いて仰け反った。
うなじをねっとりなめてから甘噛みを繰り返すと、修二の口からは甘い声しかでなくなった。
腕の中でふるふる震える修二の体を撫でながら、タンクトップを着せてやった。
華南「はい、次」
修二「はぁ…はぁ、酷い」
涙目の修二は前を押さえて縮こまる。それでも俺は、耳元で囁くのをやめない。
華南「前をそんなにしてたら、下着に収まんないんじゃない?」
修二「誰のせいだよ…」
華南「…俺のせい?修二はうなじ舐められて俺の声聞くとそんなになっちゃうの?」
修二「ッ…」
華南「それとも、さっき中かき回したから?」
修二が真っ赤になって固まった。
華南「でも、俺が弄る前に自分で弄ったんだろ?むつのことでも考えてたの?むつのを想像して気持ち良くなっちゃったの?俺のことは考えてくれた?俺のを奥まで突っ込んで奥をガンガン突かれるのが好きだよな?むつにキスされて、俺に奥を突かれると修二は直ぐとんじゃうもんな、もっともっとって強請って、むつのキスが好きなの?俺の奥まで届くのが気持もちいいの?」
修二「ツッ!!…」
修二の細かな震えが止まる。
修二「はぁ…はぁ…」
おろ?修二さんもしかして?
修二「…」
華南「…イッちゃったの?」
ブワッと全身が朱色に染まって、修二は前に突っ伏した。
マジ?!マジで!?
どんだけエロいの?
華南「想像してイッちゃったの?」
修二「ッ!ちが!…華南がデッカいの押し付けてくるから!」
言われて視線を落とすと、俺のがズボンを押し上げていた。
華南「何々?修二は俺のを押し付けられちゃうとイッちゃうの?」
修二「ち、違う!」
華南「何が違うの?」
いやらしい響で修二の背中に覆いかぶさり、背中を指でなぞると、修二は仰け反った。
修二「ヤァあッ!!…やめ…零れる!」
零れる!?何が!?手に出した自分のものが?!
どんだけエロくできてんだよ修二君!!
煽ってるつもりなのに俺の方があっという間に限界まで煽られてる。
華南「ッ…、修二、ティッシュ無いから、俺が舐めてやろうか?」
修二「ッ!ダメ!そんなのダメだよ!」
華南「どうして?」
修二の両手が前を押さえてるのをいいことに、俺は遠慮なく修二の背中を撫で回して、うなじをついばむ。
華南「俺はお前のアナルだって舐めてやれるよ?ふやけるまで可愛がって舌突っ込んで、ほぐれたら、俺のを奥まで感じてもらえるだろ?」
修二「ッ!…めて…」
華南「ん?何?修二」
修二「…声…」
華南「俺の声がどうしたの?修二」
修二「ッ…酔いそう……うわ!?」
再びふるふる震え出した修二を、ひっくり返して仰向けにして、反対の耳に唇を寄せて囁きながら、修二を抱きしめる。
華南「酔えよ、この声は修二のだぜ?俺は俺の大好きな修二のもの。なぁ?修二?」
修二「アッ…やぁ…」
華南「修二」
修二「…か…なん」
華南「修二、好きだよ」
修二「……キ…ス…したい」
耳元に埋めていた顔を上げ、修二に求められるまま、口づけを落とした。
修二「…んふ…んん…んぅ」
溶けていく、修二の理性が切れて、俺を求める気持ちが溢れて、だんだんキスが深まるに連れて荒く絡まる。
キスをしながら、修二が開いていた足の間に手を伸ばす。自分の出したものを、蕾に塗り込み、俺の手を握って誘う。
華南「なにをして欲しいの?言って?」
修二「ッ…」
誘われた場所の入り口を人差し指でなぞってやると、修二は俺の口に吸い付きながら、舌を絡ませる。
修二「…と……もっと…欲しい…華南を挿れて…」
とんだ!?言葉責めと焦らしでイッちゃった上にとんじゃってる!!
しかも誘ってるその顔!エロ可愛いすぎてキュン死しそうです!
華南「修二!」
俺は素早くズボンのを脱いで、唾液で自分のを濡らして急かす修二をなだめなから慎重にゆっくり修二の中に押し込んだ。
ローションが無いからゆっくり修二のようすを伺いながら。でも、すでに柔らかいそこは、俺を誘うようにうねる。
修二「ぁぁあ…あっ」
華南「入ったぜ?痛い?それから?」
修二「もっと…」
華南「もっと?」
修二「…シて」
言葉と同時に腰を動かしてやると、修二は腰を浮かせてビクビク震えた。
最初のうちは仰け反ってシーツを握りしめた。
律動を激しくしてやると、シーツを掴んでいた手が、俺へ伸ばされ肩を抱く。そのまま貪るように口付けられ、今度はこっちが煽られて焦る。
修二「んぅ…かなん…はぁあ…もっと…」
キスの合間に吐息を漏らし、淫らに乱れる修二は、俺を貪る。タガが外れたみたいに、すがって強請って腰を揺らす。
修二!修二!俺が持たない!!
翻弄するはずが翻弄されて、修二の中に早くも注ぎ込む。
修二「んんぅ!!!!」
華南「くっ…」
ヤバイ!主導権が奪われる。
修二「かぁなん…もっと…」
ぐはっ!!!!修二!!!
とろとろに溶けた瞳は俺だけ映して妖艶に揺れる。俺は誘われるまま修二の可愛いいおねだりに応えて激しく腰を打ち付けた。
修二「あっ、あっ、…ぁアア!…ンあ!あん…かぁなん、かぁなぁんもっと!」
華南「もっと?」
正常位で足を抱えて奥に届くように打ちつける、ビクビク跳ねる修二は俺を見つめてさらに強請る。
一層早く強く突いてやると、俺にしがみつく腕に力が入り、唇を強請る。
すげ〜、修二がとんじゃって面白いくらい素直に俺に強請る。普段からこうしてればいいものを。
とろけていく修二が愛しくて可愛い。
お互いがお互いを強く抱いて、2度目の絶頂へ昇りだす。
修二「ぁあ!あっ!ぁあん!かなぁん!も…」
華南「ふっ…もっと?」
修二「もう…!!」
潤んだ瞳が妖艶に揺らいで、俺を写したまま仰け反って痙攣して、熱いものを俺のお腹に放った。
同時に中も激しく痙攣して収縮し、俺は修二の中に熱を注ぎ込んだ。
熱に乱れた息が荒く口から漏れる、濡れた唇が、かすかに動く。燃え上がった熱は、言葉になって俺を酔わせた。
修二「…か…なん…」
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