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俺たちの始まり〜華南〜
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数日して、例のマンションに仕事の下見に行った。
大家さんが嘆く通り、酷い有様。
でも、物件自体は聞かされた通りとても良い物で、俺は気に入った。
早速修二に連絡したら、早くむつに教えてあげたいねってことになった。その日は金曜だったから店は忙しいのでどうしようかって俺が言うと、修二が「明日早起きして、むつの仕事終わりに顔出そうよ」と言った。
もちろん大賛成で、その日はワクワクしながらなかなか眠れなかった。
翌日早朝、仕事終わりのむつと修二と、むつの部屋に行った。三人揃ったところで、マンションの事と写真を見せる。
華南「…と、言うわけで、ここにするなら、俺が担当してなんとか7月末には住めるようにするし、超いい物件だからここに決めない?」
説明しながら写真を一通り見せ終わると、むつが瞳をキラキラさせて飛びついてきた。
むつ「華南愛してる!!」
ムギュッと抱きつかれ、俺は少しカッコつけ、抱きついてきたむつを片手で抱きしめた。
内心はもちろん。
むつきゅん!!俺も愛してるよ!!
って叫んでる。
むつ「カッコいいなぁ!自分たちが住む所を華南が作っちまうんだろ!スゲぇーなー!」
予想通り大根興奮のむつは、俺に抱きついたまま、愛らしいキラキラする瞳で俺を褒めてくるから、俺は今すぐ押し倒したい気持ちをググッと抑え、カッコつけ爽やかに微笑む。
華南「壁紙選べるから一緒に選ぼうな」
むつ「俺はなんでもいいよ」
はうっ!さすがむつ君!適当!
修二「リビングの隣りは畳の部屋なんだね。部屋は見に行ける?大きなスーパーとか近くにあるかな?」
真剣に写真と間取り図を見ている修二。
さすが出来るお嫁さん!
華南「もちろん見れるよ。スーパーは最寄駅のそばに遅くまでやってるのがあるし」
修二「皆んなで観に行こうか」
むつ「修二と華南がいいなら俺はどこでもいいよ、……ってか、早く決めて一緒に住んで、毎日イチャイチャしてーし」
毎日!!
むつ「ッ!?……、おい華南、そっちの意味じゃねぇーから」
毎日のめくるめく夜を想像して、俺のビッグマグナムが、俺に抱きついてるむつに当たったため、ジトッと睨まれた。
華南「も、もちろんだよ。たださ、これからは『おかえり』とか『いってらっしゃい』とか言い合えるのかと思ってさ」
むつ「お前は『おかえり』と『いってらっしゃい』で勃つのか!」
華南「勃つよ、だって…」
目の前のむつの唇にチュッと軽くキスして微笑む。
華南「ときめく」
むつ「ッ…、お、俺が帰っても2人とも寝てるだろ」
顔を赤くしたむつが、頬を手で隠してうつむいた。
修二「5時半なら、僕ちゃん起きてるよ」
華南「俺も」
むつ「ッ…むり…すんなよ、俺、帰ったらすぐ寝ちまうし…」
とか言いながら、嬉しそうな顔。
久々にいい顔見た…
華南「おかえりのキスをする時間くらいあんだろ?」
むつの顔を隠す手をどかして、唇を重ねる。
珍しく恥ずかしそうにするむつに、ドキドキと新鮮な気持ちがして、緊張をほぐすように唇を優しく舌先で触れ、薄く開かれた唇に滑り込ませた。
むつ「んっ…」
むつが俺の首に手を回す。強請られ口付けが深くなって、だんだん激しくむつに吸いつかれ、俺のジーパンの中のものが窮屈でヤバイっす。
華南「ッ…ん…タンマ!」
むつ「んはぁ…ん?何?」
艶っぽく欲情したむつが、なんで止めるの?って顔してる。
グハッ!!むつ君発情してる!
でも!今は朝の6時!俺はこの後仕事っす!
華南「こ、これ以上は、ちょっと…」
むつ「ヤダ。華南だってしたいだろ?」
華南「したい」
修二「ちょっとちょっと」
ハッ!むつの誘惑につい本音が!!
修二ちゃん顔が赤いっす!
はうッ!!そうこうしてる間に、むつ君が俺のズボンの上からビッグマグナムを揉んでる!
むつ「1回だけ…な?」
華南「で、でもむつ君今日もしご…」
ーモミモミ
華南「ッ!…仕事じゃ…」
むつ「仕事だけど、夕方からだから…、それとも、俺としたくねぇ?」
やめてぇ!!いや!やめないでぇ!!
その超絶可愛い上目遣い!!
今すぐアンアン言わせたい!!
修二「ちょっとちょっと2人とも!やめなよ、華南は仕事あるでしょ!」
修二さんごもっともです!でも!むつきゅんの可愛い手が、俺のビッグマグナムをモミモミしてくるんです!
むつ「修二ちょっとだけ…」
欲情した瞳をギラッと光らせ、標的を変えたむつが、修二に襲いかかる。修二は慌てて逃げようとしたけど、発情しきって獣となったむつからは、逃げられない。
直ぐに押し倒されてキス攻撃!
修二「んー!んー!…んん!…んう」
修二をキスで征服したむつは、修二にキスしたまま服を脱いで俺を誘う。
なんて朝から幸せな!って、いいのか俺!
なけなしの理性を働かせてみたが…
むつ「かなん…早く…」
ぶっ飛んだ。
むつの綺麗な背中に口付けて、そのまま朝から愛し合っちゃいました!!
(ちなみに修二には2人で濃厚にキスしただけ、さすがに大学行くのに襲ったりはむつもしなかった。でも、キスでメロメロになってる修二は超可愛かった!)
これも全部、竜也さんのおかげ!
あのマンションを修二が気に入ったら即契約しよう!!
竜也「はよっす」
華南「おはようございます竜さん!!」
会社で、出勤してきた竜さんに感謝を込めてご挨拶!そんな俺に驚いて竜さんは一歩あとずさる。
竜也「…はよ…、何お前ニヤニヤ気持ち悪りぃなぁ、あっ、さては昨日彼女とお楽しみだったのか?」
いえ、今朝っす!
華南「あの部屋、友達もすっごい気に入って、見学したいって言ってるんす」
竜也「そうかそうか、なんせ俺のオススメ物件だからな。よし、大家さんに連絡してやるよ」
華南「あざーす」
仕事に慣れてきたって言っても、まだまだ勉強中の身。他の仕事もこなしつつ、あのマンションの仕事を任されたら大変だけど、むつの言った通り、自分たちが住む部屋を俺が手がけられるなんて超やり甲斐を感じる。
男としての見せ所だ!これから忙しくなるぞ、気を引き締めて頑張ろう!!
俺の頭の中は、あの部屋に3人住んで、ラブラブライフの妄想でいっぱい❤︎
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