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嵐を呼ぶのはいつもマキ様
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次の日の朝5時。
携帯の目覚ましアラームが鳴って、修二が目を覚ました。
深夜に働くむつが5時半に帰ってくるから、出迎えるためにいつもこの時間に起きている。
この時間に起きないと、修二と華南は起きてるむつと顔をあわせることが出来ない。
しかし、この日は、いつもと少し違った。
目を覚ましたら、修二の目の前に、むつが仁王立ちしてた。
修二「あれ…?…むつ君おかえり…早いね…」
むつ「ノーゲスになったから店閉めてきた」
修二「そ、そうなんだ……、なんかあったの?」
お客が居なくて早く帰った日は、大抵機嫌良く帰ってきてイチャイチャするのだが、この日のむつは、めちゃくちゃ不機嫌だった。
隣にいた華南も起き出して、眠い目を擦る。
むつは華南も睨みつけ驚くことを言った。
むつ「なんかあっただと?修二、華南とコスプレプレイで随分盛り上がったみたいだなぁ」
苛立った声で携帯画面を見せてきたむつ。
そこには、修二がウサギのコスプレをして華南にバックからのしかかられながら甘えてとろけた瞳でキスをねだってる写メだった。
ギャァぁぁあーーーー!!!
な、な、な、マキの馬鹿ぁ!!
華南と自分が写ってるから、犯人はマキしかありえない。修二はあまりの恥ずかしさに火を噴く思いだった。
むつ「俺にも着て見せてくれよ、もちろん、やってくれるんだよな?」
マキのやつ!なんてことしてくれちゃってるの!!
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衣装は、使用したものを華南が買い取っていた。ズボンは汚れたから洗って干しといてあって、悲しくも乾いていたからはけちゃった。
僕ちゃんは白い垂れ耳ウサギになってむつの前に正座。華南は、むつに着せようとしてこれまた買い取ってたヒョウの耳と下着を提出。しかしご機嫌斜めのむつが着てくれるわけもなく、ヒョウ耳を華南が着けさせられパジャマで正座。
むつ「うわっ、エッロ」
むつは僕ちゃんを見ながら言って、手にはウサギの尻尾を持っていた。
むつ「スゲーなコレ、今こんな可愛いのあるんだな、ってか尻尾バイブヤバくない?なぁ、これってケツに挿れんだろ?ズボン履いてんのにどうやんの?」
華南「ズボンのお尻に刺せるようになってる。尻尾付けなきゃそのまま挿入できるようになってる」
むつ「なにそれ、お前そんな美味しいことしたのかよ、マキのやつ毎度とんでもねぇー物持ってんな」
これは北斗の持ち物だけど、その話をするとまたややこしくなるから華南も苦笑いで口をつぐむ。
僕ちゃんだって言いたくない。見られはしなかったけど、北斗に声を聞かれてた…。
むつ「修二、足抱えて開けよ、尻尾付けてやる」
むつはいやらしくニヤリとした。僕ちゃんに拒否権はない。僕ちゃんは顔をそらし、おずおず足を抱えて開いた。ウサギの短パンのお尻の部分がぱっくり開いて、大事なところが丸見え。むつはそれをニヤニヤ眺めながら、尻尾をあてがった。
むつ「あは、なんだよ、挿れてもないのに前パンパンじゃん。そんなに華南とのプレイが良かったか?」、
修二「違う…」
これは…むつが見るから…
コスチュームのせいで、むつはいつもよりいやらしい目つきで僕ちゃんを見てる。その視線が、見下ろす場所が、すぐにジンジンと火照る。
むき出しの肩、おへそ…、白い胸毛の中の突起、短パンの中。
そして尻尾をあてがわれながら、本当は別のものを期待してしまっている。
むつはそんな僕ちゃんのいやらしい期待には気付かず、尻尾バイブを僕ちゃんに押し込んだ。
修二「んぅッ!…」
むつ「うへー、修二に丸い尻尾ついたぁ…、スゲー…マジエロい」
尻尾バイブは、細くて短い。だから、夕方華南に散々広げられた僕の中には物足りなくて、ついついモジモジしてしまう。それが、お尻をフリフリしてまるで誘ってるようだった。
むつ「なんだよ修二、そんなにスイッチ入れて欲しいのか?」
修二「ちがッ…」
華南「違う?物足りなそうにしてるけどな」
僕ちゃんの心を見透かす華南は、僕ちゃんの耳元で囁いて太ももをいやらしく撫でた。その触り方があまりにもソフトタッチで、ゾクゾクッと鳥肌が立って甘い声が漏れた。
修二「んぅ…ふぅあ…や…」
むつ「おい、華南、今俺の番だろ」
華南「まぁまぁむつ君、スイッチ入れて修二を焦らすのも良いけど、もっと修二をとろけさせる方法があるんだけど、やらない?」
いかにも悪巧みしてる顔してニヤニヤしている華南に、僕ちゃんは嫌な予感しかなくて、それはむつも同じで、思いっきり眉間にシワが寄った。
むつ「…なんだよ」
華南「むつ君がヒョウを着れば、修二がむつ君のエロさにやられちゃうと思うな」
本当は可愛いって言いたいのバレバレだったけど、単純なむつは、それを聞いて「なるほど」と唸った。
むつ「だけどよ、このコスチューム?なんか違くね?女もんの下着じゃん、うわっ紐パン?」
華南「大丈夫!むつ君なら着こなせるよ、そんなエロいの着たら、修二もむつにメロメロだね」
ガッツポーズを決める華南に完全に乗せられてるむつは、「マジ?」って期待した顔してる。
修二「むつ…乗せられ…」
乗せられちゃダメだよって言おうとしたら、華南が口封じにバイブのスイッチを入れてきた。
修二「ひゃッ!ぁあ!んぅーー!」
むつ「スゲー、ブルブル震えてる、なぁ、気持ちいい?」
天然むつは、無邪気に尻尾をグリグリ押してくるから、僕の中の良いところをかすめ身悶える。むつはたいそう気に入ったようで、尻尾グリグリしながら、胸にも手を伸ばしてきた。
修二「あっ!ダメ…」
むつ「ダメ?よさそうな顔してんじゃんかよ」
ニヤニヤしてるむつが、僕を攻めながら、華南にヒョウの耳を頭に付けられてる。
ギャーー!む、むつの耳、可愛い…。
僕ちゃんもう無理!!
むつ「あはは、どうしたの修二、顔真っ赤でビクビクし出したよ、俺に欲情してんの?エっロい顔してるぜ」
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