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(番外編)純愛♎︎狂愛3
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こうして僕は、姫香さんの妹に化け、つけねらう気配について探る役目を任された。
百目鬼さんは、もちろんご立腹。
追い出されるかと思ったけど、百目鬼さんは僕を帰さないで自宅に連れて行き、寝室に閉じ込めた。
まぁ、別に鍵はかかって無いし、僕は出たいわけじゃない、お泊まり出来て嬉しいだけ。
百目鬼さんはリビングで昔の知り合い何人かに電話を掛けていた。寝室にもボソボソと声が聞こえてる。
暫くして、不意に扉が開いて夕飯が差し入れられた、百目鬼さんはまだ怒ってて、ちっとも目が合わない。
お盆には一人分の食事が乗ってて、百目鬼さんは電話中。
一緒にいるのに僕一人で食べるの?寂しいよ…
ってウルウルした瞳で上目遣いしたら、百目鬼さんは「うっ」と息を詰め、慌てて寝室のドアを閉めた。
僕はポツンと置き去り…
ちぇっ、仕事中じゃなきゃ誘惑出来たのに。
目の前には百目鬼さんの暖かい手料理、今日はお泊りだから、作り置きしてあったみたい、ミネストローネは野菜がいっぱい入ってた。帰ってきて温めれば直ぐ食べられるようにしててくれたんだ。
だけど、作ってくれた百目鬼さんはいない…。
お仕事を手伝いたかっただけなのに…。
今日のお仕置きは放置プレイ…
寂しいな…
マキ「…百目鬼さんのお手伝いがしたかったんだ。僕はそんなに役に立たない?」
聞こえるように呟くと、暫くして扉の向こうの話し声が止み、暫くしてシーンとしていたドアがゆっくり開いた。
百目鬼「…そんなこと言ってない、危ないって言ってんだ」
携帯は持ってない、電話は終わったみたい…
マキ「危ないことはしないよ。ねぇ百目鬼さん、僕1人で食事したくない、百目鬼さんの顔見てたい」
百目鬼「ッ…」
マキ「お泊まり、楽しみにしてたのに…ダメ?」
百目鬼「ッッ!…」
最近、おねだりのコツを掴んできた。潤んだ瞳で小首を傾げ、素直な気持ちを口にする、ちょっとだけスパイス効かせて。
すると百目鬼さんには、僕に猫耳としっぽが見えるらしい。
百目鬼「グッ……」
マキ「……(うるうる)」
百目鬼「…………チッ…来い」
マキ「♪♪、百目鬼さん大好き♪♪」
百目鬼さんは優しい。どんどん優しくなって甘やかしてくれる。嬉しい。嬉しいけど…
百目鬼さんは決して僕には溺れない…
百目鬼「おい、やめろ、片付けられない」
食事を済まし、僕が洗っておいたお皿を百目鬼さんが拭いて片付けてる。僕はすかさず股の間に潜り込み、百目鬼さんのものにむしゃぶりついた。
マキ「食欲充したら、男の子は性欲充したくなるんだよ♪」
止めようとする百目鬼さんなに構わず、僕はジュッポジュッポと唾液を混ぜて百目鬼さんのを育てると、すぐに立派になった。
百目鬼「おい!」
マキ「んふふ、こないだシた時疲れて寝ちゃったから、溜まってるんだね♪」
百目鬼「マキ、今日はマズイ…」
マキ「あは♪マズイならなおさらシよう、僕は今すぐ欲しい」
百目鬼さんは、困った顔して睨んでる。暴走しそうなんだ。そりゃそうだ、こないだシたの2週間ぶりだもん、色々溜め込みすぎてるからそうなるのは当たり前、適度に発散しないと。
百目鬼さんのをディープスローでキツく吸い上げて、口を開かせないように快感を与えながら、自分は下半身の準備。
マキ「ん、ん、んふ♪」
百目鬼「クソッ!」
百目鬼さんは爆発しそうなソレを僕の口から引き抜いて、僕を押し倒して一気に突き立てた。
マキ「あはぁあッ!」
ローションでドロドロに濡らしておいたから、すんなり全てを呑み込み、暴れる百目鬼さんを味わうように身を委ねる。
百目鬼「クッ…、はぁ…、マキ」
マキ「あッ、イイ…」
百目鬼さんは僕と激しいセックスをすると落ち込む、〝キレてしまった〟と落ち込むが、百目鬼さんは別にキレてはいない。確かに紳士な百目鬼さんから獣のような百目鬼さんに変わるけど、前の恨みをぶつけて縛るようなやり方はしてない。
そろそろ、そのことに気づいてもいい頃なのにな。
百目鬼さんはちゃんと僕を大事に情熱的に抱いてくれてるんだけどな…
マキ「百目鬼さん、もっとぉ、もっと突いてぇ」
百目鬼「淫乱が!自分から動いときながらねだるのか!」
激しく突き回されてうっとりしていたら、百目鬼さんは眉間にシワを寄せながら煽られ荒い吐息を漏らしながら唇を奪い、体は快感に溺れていく。夢中になりだした百目鬼さんは、僕の足を限界まで開いてこれでもかと激しく腰を打ち付けた。
マキ「アアッ!…百目鬼さん好き!」
百目鬼「マキ!」
何度も重なって貪って、燃え上がった欲望が尽きると、百目鬼さんはベッドの隅で縮こまって賢者タイム。
僕はその隣でお腹いっぱい注がれて満足してまどろみ中。
気持ちよかったぁ…
百目鬼「……また…」
マキ「ふふふ、今日はキレてないよ♪」
百目鬼「うるさい、お前はいいかもしれないが俺はよくない」
マキ「百目鬼さんは自分に厳しいなぁ…」
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写真に写ってた百目鬼さんの知り合いに探りを入れてみたが、有力な情報はなく、僕はお得意の女装で姫香さんの妹に化け、姫香さんと接触した。
姫香「……信じられない…、超可愛い」
化けた僕を見た姫香さんが、目を丸めてそう言った。
マキ「やだお姉ちゃん♪お姉ちゃんの方が可愛いよ♪リア充が溢れ出でる♪」
今日は久々に会った妹を観光に連れて行くという設定。
僕の返しにハッとした姫香さんが、今日の筋書き従い僕と観光を始めた。
マキ「見て見てお姉ちゃん!あれ美味しそう!」
僕は、事前に姫香さんから聞いた妹、香織(かおり)さんの特徴と、資料や写真から伝わるイメージに従い香織さんになりすます。
今の所怪しい人影は無いし、姫香さんからの合図もない、普通に観光を楽しんでる。
百目鬼さんも僕から見えない場所から見守ってくれてるから、僕は大して心配はしてなかった。
姫香「今日は、夕方に彼の仕事が終わったら、紹介するからね。彼が、美味しい中華料理の店予約してくれてるから」
マキ「マジー?私高いのいっぱい食べちゃうよ♪」
姫香「ふふ、大丈夫。彼、妹が出来るって喜んでたから何でも食べてって言ってたよ」
マキ「あは♪お姉ちゃんの彼氏太っ腹ぁ♪お姉ちゃんじゃなくて私と結婚してくれないかなぁー♪」
姫香「あはは、もう私のだからダメぇー♪」
結局、夕方になっても変な人物は現れず、僕と姫香さんは、彼との待ち合わせの場所へ。
今回彼にはストーカーの件を話し、偽物の僕を紹介することを了承してもらっていた。
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