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感謝の印④ ★
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コウタが強く吸い込んだその瞬間、あぁぁっと、ハルが息をもらした。
コウタの狙い通り、コウタの口の中のモノは限界まで膨らんで、コウタの気道を塞いだ。
充分に酸素を吸い込むことができず、意識が朦朧としてくる。
それでもコウタは、口を犯しているモノを吐き出すことなく、何度も何度も、顔を上下させながら、吸い込み続けた。
ハルの絶頂は目前だ。
このまま、最後を迎えてくれ。…頼む。
早く… 一刻も早く、湊さんのところに戻りたいんだ…。
ハルがコウタの頭を両手で掴み、もはや、コウタは自分の意思で動くことはできなくなった。
親友の性のはけ口として使われるこの瞬間、コウタは自分が人間ではなくなったのではないかと思えてくる。
でも、いいんだ。
これも全て、湊さんのためだから。
そう。湊さんのためだ。
愛している。とても。 とても。
俺の身体は、俺のものじゃない。
俺の全ては、湊さんのモノだ。
湊さん… 湊さん…
ハルが、コウタの頭と自分の腰をタイミング良くぶつけ続ける。
その間、コウタは、ハルのモノに歯が当たらないようにと、ただその一点に意識を集中させて、ハルに全てを委ねた。
ハルの声が あぁぁぁぁっっ… と ひときわ大きくなったのと同時に、コウタの喉奥に、どろりとした液体が放出された。
ハルは強くコウタの頭を股間に押し付けたまま、どくんどくんと苦い液体を、ハルの喉奥に注ぎ込んだ。
全てを出し切ったハルが、コウタの口の中から出ていくと、コウタは いつものようにハルを見上げて口を開けた。
口の中のものが溢れないように細心の注意を払って、ハルによく見える様に、大きく口を広げた。
コウタの喉の奥に注がれたものの多くは、すでに、奥底に飲み込まれていたが、まだ幾分か、白く濁ったものがねっとりと舌の上に残ってきる。
ハルは、かがみこんで、コウタの口内に残っている白い液体を確認すると、自分の口から一筋の唾液をそこに落とした。
行為の後、透明の液体が、コウタの口の中で、白い液体と混ざり合うのを眺めるのが、ハルのお気に入りのひとつだった。
犯したばかりの男の口内で、自分の唾液が、自分の精液に飲み込まれていくのである。
それは、神秘的とも言える光景だった。
ハルはその鑑賞を終えると、パチンとひとつ、コウタの頰を叩いた。
もう、口を閉じていい、という合図だ。
コウタは中のものを一滴もこぼさないように、慎重に口を閉じて、精液と唾液が混じり合った液体をゴクリと飲み込んだ。
ハルは、そのコウタの姿を、恍惚の表情で見下ろしていた。
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