アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ハル①
-
コウタがハルを清めている間、ハルはコウタの髪の中に手をいれて、ゆっくりコウタの髪の毛をかき回しながら、コウタを征服した余韻に浸っていた。
幼馴染みで親友であるコウタをケインで打ち、口内を犯す。
湊から与えられたこの仕事は、ハルにとって、湊への忠誠を示すものに他ならない。
ハルもまた、コウタとは違う意味で、湊を愛している。
湊に命じられれば、どんなことでも、全力でやる。
湊をがっかりさせたくない。
見放されたくない。
だから、湊の愛人であるこの親友を鞭打てと言われれば、容赦なく鞭を振るう。
初めて湊にそう命じられた時は、さすがに戸惑ったが、それでもハルは、湊が満足するくらいには、やりきった。
湊が見ている前で、命じられるまま、何度も何度も、この親友に鞭を振るった。
その後のこの行為も、胸が痛まないわけではない。
幼い頃からの親友を、目の前に跪かせて、犯すのだから。
しかし、コウタを心身ともに傷つけることが、湊に任されたハルの仕事だ。
コウタが傷つけば傷つくほど、湊はハルの仕事ぶりを褒めてくれる。
だから、全力でコウタを傷つける。
身体も心も…。
誰のためでもない。
ハル自身のために。
湊に褒めてもらうために。
酷いことをしているという自覚はあるが、湊の命令ならば、ハルには、従う以外の選択肢はない。
そうして何度もこの残虐な行為を繰り返しているうちに、いつしかハルは、コウタの顔を苦痛に歪ませ、プライドをボロボロにすることに、密かに小さな快感を得るようになっていた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
12 / 463