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お仕置き③
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「服を脱いでベッドにあがる… 簡単なことだろ? 俺は、そんなに難しいことを言ったか?」
「いえ。ごめんなさい。」
湊は、頷きながら、右手を振り上げた。
バシーーーーーーンッッッ
湊が、もう一度コウタの頰を平手で打つと、コウタの目からは涙がこぼれた。
「どうしてお前は、指示に素直に従えないんだ?」
「ごめんなさい。ごめんなさい。」
違うんだ、湊さん。
俺はただ… ただ… 謝りたかっただけなんだ…。
バッシーーーーーーーーーンッッッ
涙で濡れるコウタの頰を、湊は再び強く平手で殴った。
「俺は、馬鹿な犬はいらない。ビンタで許すのは、今回までだ。次やったら捨てる。いいな?」
「嫌だっっ。ごめんなさい。二度としません。絶対しません。」
目を真っ赤に充血させて謝罪を繰り返すコウタの姿は、湊の残虐な部分をむくむくと成長させた。
もう、このことは、これで許すつもりだったけれど…
そんな表情で見上げる、お前が悪い。
ビンタで許す気は失せた。
もう少し楽しませてもらおうか。
「…罰だ。」
湊は、拳を振り上げると、怯えた目で見上げる可愛いコウタの横っ面を、力いっぱい殴りつけた。
ガツンと鈍い音がして、まばたきを繰り返すコウタの目からは涙が滝のように流れだした。
「…ごめんなさい。湊さ…ん。」
「馬鹿はいらない。憶えとけ。」
「…はい。ごめんなさい。」
湊は、気を取り直すように大きく息を吐くと、コウタの涙を手のひらで拭いてやりながら、にっこりと笑った。
「さて、じゃあ、本題。お前はどうしてお仕置きをされるんだっけ?」
「ハルを… 咥えました。ごめんなさい。ハルを咥えて口を汚しました。」
「はい。正解。」
湊は、コウタの口に人差し指をねじ込んだ。
あぁ… 湊さん。
愛してる。
愛してるから…。
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