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ゲスト①
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青ざめて目を泳がせているコウタの姿は、狂おしいほど湊を刺激する。
湊は、今すぐにでもコウタを鞭で打ち、コウタの下半身を乱暴に貫きたい衝動に駆られた。
しかし腕時計を確認すると、残念ながらもうそうするだけの時間の余裕はない。
なぜ、もっと早く来なかったのかと後悔したが、今更どうにもならない。
いや、たとえ時間が許したとしても、今日はダメだ。
そんなことをしたら、せっかく、1週間も我慢して打ち控えた甲斐がない。
お披露目を、痣だらけの身体で迎えるわけにはいかない。
それよりも、やっておかなければならないことがある。
湊は諦めて奥のソファにコウタを促して、コウタにゲストを迎える心づもりをさせるために並んで座った。
コウタは、真っ青な顔をして、可愛く震えている。
「どうした?震えてるのか?」
「…寒くて。」
寒くて…か。
怖い、と素直に言わないところがいじらしくて、鞭でめった打ちにしたくなるほど、湊の心をかき乱す。
「そうか。…おいで。」
湊は笑いながら、コウタを引き寄せて、きつく抱きしめた。
コウタの目には、じんわりと涙があふれてきた。
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