アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
準備③
-
湊はコウタを励ますように、コウタの舌を吸い上げた。
「あぁぁ… はっあぁん… 」
コウタは、たまらず声をあげ、湊の舌を吸い返した。
湊がコウタの舌をかわすと、コウタは、それを追いかけるように、ますます強く吸い付いた。
「おいおい… 自分たちだけ楽しむなよ。」
夏樹の苦笑交じりの声で我に返った湊は、コウタを離しながら、悔しそうに夏樹をにらみつけた。
「準備中です。邪魔しないでください。」
「準備しながら、遊んでたんだろう?」
夏樹は湊にからかうように言いながら、小さく腫れているコウタの乳首にそっと触れた。
そしてそのまま、コウタの胸元にかがみこんで顔を寄せると、乳首を口に含んだ。
「あ… やっ… 」
突然のことに、コウタが思わず、泣きそうな声を上げると、夏樹はクスクス笑いながら顔を上げた。
「ごめん、ごめん。痛そうだったから、つい…。」
そう言って夏樹は、さっき湊が整えてくれたコウタの髪を、くしゃくしゃと撫でて乱した。
「かわいいな?大丈夫か?」
夏樹の手は、大きくて温かい。
なんでだろう…。
嫌じゃない。
この人に触られるのは、嫌じゃない。
湊さんが綺麗にしてくれた髪を乱されたのに、嫌じゃない。
「夏樹さん… そろそろ準備させてください。」
湊に言われて、夏樹はコウタから手を離した。
「手伝ってやるよ。」
そう言いながら、チェストの上の白い小箱を開けた夏樹は へぇ… と可笑しそうに笑った。
湊のやつ、だいぶ奮発したな。
これは、素材も仕立ても一流だ。
これならば、この子がどんなに暴れたとしても、皮膚を傷つけることはないだろう。
その上、周りにぶら下がっている金具は… プラチナか?
ずっしりと重いのは、そのせいだ。
ちょっとした高級アクセサリーだな。
数十万はくだらないんじゃないか?
なるほどね…。
そんなに大事か… この子が。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
65 / 463