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準備⑦
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「だからってさぁ…。大事な日だろ?…亨さんもなんだってあんなの可愛がってんだ?」
「あの人の好みは、いろいろですから。」
湊は自嘲気味に小さく笑った。
「それにしても、お前のあとに、あれかよ…。」
「夏樹さん。」
湊に制されて、夏樹は肩をすくめた。
「あぁ…。悪かった。出すぎたことだよな。」
別に、出すぎたことだとは思わないけれど、コウタには聞かれたくない。
「それに、あの子は多分こっち側ですよ?だから、俺のあとってわけじゃない。」
「えっ? そうなのか? 俺はてっきり… 。」
「多分… ですけどね。」
亨とおなじソファに座る佑斗を、湊はもう一度、苦々しい想いで見た。
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