アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
調教③
-
夏樹は、すぐに鞭を振るうことはしなかった。
「コウタくん、いい身体してるね。何かスポーツでもやってるの?」
「高校まで水泳部でした。」
声は少し震えているが、受け答えはしっかりとしている。
若いわりに、落ち着いてるな…。
夏樹が シュッ と素振りをしても、コウタは全く動じない。
「水泳か。どうりで実用的な良い筋肉をしてるはずだ。今も泳いでるの?」
「いえ… 最近は… 。」
コウタは、顔を赤らめた。
「あぁ、そうか。湊のせいで、もう人前では なかなか水着になれないもんな。」
夏樹がそう言って アハハと声を上げて笑うと、コウタもつられて笑い、筋肉が緩んだ。
夏樹はその瞬間を見逃さずに、コウの背中の真ん中に素早く鞭を振り落とした。
ヒュッ … ビシッッ
油断させ不意を狙った一打は、相当な痛みを与えたはずだが、コウタはびくんと少し身体を硬くしただけで、声をもらすこともなく耐えてみせた。
へぇ… なかなか 良くしつけられてるな。
慣れない子の相手なんて、面倒だと思っていた。
湊の頼みじゃなきゃ、こんなこと引き受けなかった。
だが、この子は面白い。
あまり期待はしていなかったが… 今夜は、なかなか楽しめそうだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
89 / 463