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調教13
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夏樹は気分を変えるために、チェストに行くと、鞭をケインに持ち替えた。
「亨さんも湊も… みんなせっかちだな…。じゃあ、続けようか?」
夏樹はコウタにそう言うと、ケインを振り上げた。
ピシッッッ
鋭い音が、部屋に響いて、コウタの身体は少しだけ揺れた。
コウタの腰に、鮮やかな細い線がくっきりと浮かび上がった。
それからしばらく、部屋の中には、ケインが風を切る音と、皮膚を打つ音と、コウタの息遣いだけが聞こえた。
背中、胸、尻、腹、足… 何度打っても、どこを打っても、コウタは悲鳴を上げることは決してなかった。
コウタの全身が赤く腫れ上がっても、コウタは、ただ、身体をかたくして、苦痛に耐えている。
この子は、痛みに強いのか?
時々、そういう奴がいる。
痛覚は、人それぞれだ。
しかし、さっきまで、むくっと立ち上がっていた下半身は、小さく縮こまっているし、額には汗が滲んでいる。
痛みを感じていないわけではない。
相当、痛いはずだが…
この我慢強さは、湊にとても似ている… と思った時、夏樹の背筋が、ゾワっと震えた。
必死に痛みに耐える姿は、可愛くて仕方がない。
ボロボロにしてやりたくなる。
まずいな… 本気になりそうだ。
夏樹は、ケインをギュッと握りしめた。
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