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3 生徒会
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「はーい、まあとりあえず、自己紹介も終わった所で、本日はもう1つやらなくてはいけないことがありまーす!それは来週の入学式についてです!」
ああ、なんか当たり前のように校舎にいるけど、俺まだ入学式さえやってないんだよな。
「この新生徒会にとって、ほんとーに、最初のお仕事なので、是非とも頑張っていきましょう!てなわけで、今から入学式当日までの準備日程と、当日のタイムスケジュール配るね。まあ、最初の仕事って言っても、1年2人はまだ何にもわかんないだろうから、正門のとこで入場案内するだけだよ。あと2年2人組はー」
俺は流れるような会長の資料説明に、必死についていきながら資料に目を通した。
「ーっとまあこんな感じかな。大体把握出来たかな?」
緩ーい感じの喋りだった会長が、あんなにスラスラ10分近くぶっ通しで説明したのは正直ビックリした。しかしまあなんとか自分の仕事内容は把握出来たはずだ。
「まあ、わかんなかったら、柚花ちゃんに聞いて!」
「また私に押し付けた。」
「柚花ちゃんの方が説明上手でしょー。」
「はぁ。まあいいわ、いつでも聞いてくれて構わないからね。」
副会長が美しく笑ってこっちを見た。おぉ雑誌で見るモデルのキメ顔より美しいな。
「よし、じゃあ今日はここまで!あ、それからこのあと、生徒会グループ作ってるから連絡先教えてね!てことで、改めてまして、これからみんな1年間よろしくお願いします!」
トークグループに入るのとか、何年ぶりだろ。
なんか俺、高校生活良いスタート切ったんじゃないの?
まあ、さっきの先輩2人みたいなのは困るけど、、、
でも、全部一からのスタートなんだ。これなら好スタートと言える!だってここ数年で今日は1番嬉しい日かもしれない。
俺は高校生活に希望を抱いた。
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