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発情※R18
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——ドクンッ。
その瞬間、身体中の血液が迸る。それはノアも同じ。瞳まで熱を持ち、まるでアルファを誘惑するような視線。サファイアに光る彼の瞳の奥は、確かに城島を捉えている。
「・・・きちゃい、まし、た・・・」
ぶわりと鼻腔に拡がったノアの匂い。
アルファのヒートに誘発された、オメガの発情。それは運命の場合においてのみ適用されると言われている、相手の精を十分に受けられるまで治らないものだ。
熱い吐息を漏らしながら身体を震わせている。
「・・・何、これ・・・たいし、さん、ぼく、どうし、たらッ・・・」
「・・・っ!」
そんなノアの姿を見た途端、城島は全身の血が沸騰する感覚を覚えた。
息遣いが荒くなる。
目の色が変わる。
今、自身の下で震える相手は——・・・
(俺のだ)
「ノア、好きだ」
「たいしさんっ・・・僕も、すき、すきっ・・・」
今、この瞬間だけは、素直になっても良いのだろうか。
ノアの後孔は、既にメスのそれだった。愛液を溢れさせ、オスのものを咥える準備は出来ている。蕩けた瞳でねだるように見つめるノアに、城島は限界寸前だ。
「たいし、さん。きて、ください・・・ぼく、はやくっ・・・」
「っ!煽んなッ・・・くそっ」
「ぁ、あッ・・・ぅあぁあッ」
滑りを含んだ水音。グチュリと音を立てて膣内へと自身の性器を入れ込んでゆく。濡れていて熱い、ゆっくりと、それは城島の形を覚えようと包み込んできた。
「・・・優しくする、余裕、ねえぞっ・・・」
そのままゆっくりと、城島は動き出す。
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