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ツナガル、※R18
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乱雑に脱がされたタキシード。
そして、外されたチョーカー。
就任式の疲れなどどうでも良かった。城島には、あと一つだけやる事が残っている。
それは——ノアと番になることだった。
帰ってきて早々に、ノアを自室のベッドに押し倒し、乱暴に唇を奪って衣服を剥ぎ取った。
「たいし、さん・・・?」
「——なんか、前はヒートに入ってたから夢中だったけど・・・こんな・・・」
(犯してる、かんかく・・・)
細い身体に、真っ赤に染まる頬。震える肩から腰へ視線を移しながら、城島は固唾を呑んだ。
「んっ・・・ん、ぅ・・・」
「悪い。ローション使うけど、辛かったら言ってくれ」
首を小さく縦に振ったノアは、直後に自身の肌に触れたローションの冷たさに身体を震わせた。滑りを帯びた城島の指は後孔をゆっくりと押し開いてゆく。
そして、意図してそこに触れた指。
「あ・・・っ、ぁ、あッ」
「これ、したら解れるから。声、出して」
「ん、ぅッ・・・ひあッ!?」
一点を擦った指。ここか——城島は口角を上げた。触れている少し固い部分を執拗に、指の腹で押し上げ、優しく撫でたりを繰り返す。それはノアに、感じた事のない快楽を与えていった。
腰から背中、背中から全身へ、その快楽は広がっていく。四つん這いの身体の力が抜け、ぺしゃりとベッドに体重を預けた。
「そ、それッ・・・ダメ、でちゃ、う・・・!」
「一回出せば楽だぞ?・・・こーれ。」
「あっ!? ダメっ、にぎ、っちゃ、やっぁ」
「・・・はは、かわいい」
ノアの性器に触れると、その熱は予想以上に高まっていた。今にも溢れそうなほど熱を帯び、少しでもしごいてしまうと精液が放たれるような状態に、思わず城島は目を見開く。
イキたくない、首を振るノアに、優しく声をかけた。
「・・・出さないと辛いぞ、ノア」
弱いと知っていた、耳元で。
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