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※R18
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「んっ、んぅ、っぁ、あッ」
「・・・もうこんなにしてんの」
愛液は溢れ、城島の指に絡みついてくる。ローションなんて必要なく、どんどん指を飲み込んでいった。
前立腺を刺激しながら性器を触ってしまえば、ノアは背中を仰け反らせて小刻みに震えている。
「どっちも、は、ゃだッ・・・!あ、また、イっ、ちゃ、、ぁっあ!」
すっかり透明になってしまった精液を見るなり、城島は静かに笑った。嫌だと首を振る相手に酷いことをしているなんて、頭では分かっている。背徳感すら感じつつ、城島は徐に自身のをノアの後孔に当てがった。
「悪い。今日は飛ぶまで、イかせるから」
(噛みてえ・・・早く、、、でも、まだ)
それは、獲物を目の前にする獣の瞳——そして、オメガを番にしようとする、アルファの熱を帯びた瞳だった。
「あ、あっ!ゃッん、んぁ、あっあぁッ!」
薄暗い部屋に、太もものぶつかる音と、ノアの嬌声が響いている。もう城島家の人間も、就任パーティーに出席していた来賓達も、既に帰路に着いている頃だろう。
城島の目の色は完全に変わっていて、ノアの様子を気にかける事なく、ただ自分の欲をぶつけていた。
「ぁ、あ、、たいし、さん・・・」
「ん?・・・どした」
「かん、で・・・?」
ノアは首の根元の髪をかきあげて、頸を見せた。
噛んで欲しい。
今度こそ。
貴方のものになりたい——
瞳の奥で、ノアは訴える。
その願いに応えるように、城島はノアの頸に歯を立てた。
——そして。
「・・・ノア、愛してる」
掠れた声で、呟いた。
刹那——痛みと共に疾ったのは強烈な快感と、幸福感だった。
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