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「傷痕がない??…それの何が一大事なんだよ。むしろ、いい事じゃねえかよ」
「たしかにリクの体に傷がないことはいい事なんだが…リクは刃物で深く傷つけられたとも、鞭で打たれたとも言ったんだ。」
ジークは更に首をかしげる。
「リクの様子や、以前行った市場の感じからしてリクが言っていたことは事実のはず。
しかし、リクの体は不健康に痩せてこそいるものの大きな傷痕が見当たらない…。」
「……なんかめんどくせえのに関わった気がするんだけど、、、」
「現に酷く痛め、腫れていた足は1日もしない内に治っていた。このことに関して市場の奴らが何か知っているかもだろう。」
俺の言葉にジークは「確かに」と頷く。
そもそも。この世界には 昔からこういった変な体質を持った者たち《体質者》は存在すると言われている。
「大体話はつかめたぜ。
つまりリクくんは体質者であるかもしれない、
それを確かめに行くんだな?」
「あぁ、リクが体質者なら今後の生活の仕方も考えなければならないだろうしな。」
それが世に出回ってしまえば
いくら俺のものだとしても狙われる可能性はあるかもしれない。。。
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