アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
◇
-
「決まり、ですか?」
「あぁ、リクに不自由はさせないと約束したから少し言いづらいんだけどね?」
………???
もうすでに不自由なく暮らせているのだけれど、
そんなに言いづらい要件なのだろうか。
「リクが元気になったら外へ連れて行くって話をしただろう?庭へ出たりとか」
「はい」
「それが、出来なくなりそうなんだ。
どうしても外へ出ないといけない時は護衛が
いっぱいつく事になると思う。
ごめんね‥いっぱい外で遊ばせてあげたかっ‥
「ちょ、ちょっと待ってください!!!
な、なぜ謝るんですか?外へ出れる出れないは僕としては何の問題もありませんし、前の生活と比べれば贅沢すぎる暮らしをさせてもらってます!
これ以上望むものなんてありませんので、
どうかそんなお顔をされないで下さい。」
「‥‥‥そ、う。」
ーーーーーハッ!!!!!
しまった。や、やっちゃった
ヒムルさんの言葉を遮って、自分なんかが‥。
せっかくこれからの生活について話してくださってたのに僕はなんてことを。
あぁ、ヒムルさんも呆れているんだろう。
さっきから僕を見て目を見開いている。
どうしよう どうしよう。。。。
「‥‥リク、そろそろ夕食にしようか
アイナ、夕食は私の部屋へ運んでください。」
アイナと呼ばれたフワリとした服を着た可愛らしい女性は一礼して去っていき、
ヒムルさんは僕を抱きあげて自室へ向かった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
20 / 20