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桃井さんしか信じられない 2
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予想通りにテツナは俺たちを拒絶した。
わかっていたはずだ…テツナの記憶が戻ればこうなると…。
しかし、現実を突きつけられ俺たちはほんとうに悪いことをしたと認識した。
緑「どうするのだよ」
紫「また前のようにはならないよね…」
やはり、記憶が戻らなかった方がいいのだろうか…
青「くそっ…あ…手紙が」
青峰がステージを叩く。
そのときに、テツヤに記憶のないテツナからの手紙がヒラリと落ちていくのが見えた。
赤「手紙…」
黄「そうっすよ!手紙見ようじゃないっすか!」
黄瀬が言うとみんな手紙を開け始め読んでいた。
俺も見た。
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赤司くんへ
初めて君たちが僕にしたことを話してくれたとき、僕はびっくりしました。
だって、いい人そうなきみが僕を叩いて罵倒したらしいじゃないですか。
でも、僕が入院していたときからわかっていました
キミは衝動でやってしまったと。
本当は叩くつもりはなかったんですよね。
僕がそんなことする人じゃないって思ってくれてたのに裏切られたと勘違いしてしまったんですよね。
きっと僕もわかってくれると思います。
頑張ってください。
僕を…殻に閉じ籠ったテツナを救ってください。
よろしくお願いします
P.S.もう一度付き合うことになったら今度こそ信じてあげてくださいね。
黒子テツナより
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…気づいていたのか…。
俺たちは一度も付き合っているといったことがない
記憶がないのに戸惑わせると思ったからだ。
テツナ…ありがとう…。
よし、信用を取り戻すぞ!
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