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僕の思うに…
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「バカは君だよ暁君」
僕は暁君のほうへ
振り返り近寄った。
「うるさいな。さっさと外せよ。コレ」
「外していいけど、これからは
こんなこと、しないって約束してね?」
「…オレの立場しってんだろ?」
シュルシュルっ
「じゃあ、また、助け、呼べばいいよ。
僕は、友達が助けを呼んでいたら
それに答えるだけだから。」
そう。
それだけだ。
それにもう、
理事長と暁君にはこんなこと
一切させない。
と、いうかできないよ。
「……ホントに君はやってくれますね?
石垣晃君。」
理事長の存在は忘れていたわけじゃ
ないよ。
さて、どうしようかな。
「やだな。理事長、僕にはアナタと暁君がどこで
何しようが、僕には関係ありませんが、
友達が助けを求めているのなら、
手を差し伸べただけです。
それに…」
「それに?」
「暁君はアナタとは、そーいう関係になりたいんじゃ
ないんですよ。理事長」
親に捨てられ、
新しい環境で、
寂しかった暁君は
親の愛情をしらない。
暁君は、
理事長のことを、
家族としてみて欲しかったんだと思う。
だから
理事長が暁君に対してそういう
行為をしても、暁君はイヤだったが、
それに従っていた。
理事長の中にも
暁君を家族として
みてあげれるココロが
あると思う。
ただ、接し方をしらないだけじゃ
ないんかなって思う。
僕はその予想にかける。
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